MATCH試合
2022.02.19 sat 第6節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2022.02.19 (土) 14:30 |
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試合会場 | ヤマハスタジアム |
所在地 | 静岡県 |
試合記録
横浜E |
静岡BR |
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28 | 7 | 前半 | 18 | 18 |
21 | 後半 | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 3 |
1 | 3 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
4 | T | 2 |
4 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
2 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 河田和大 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 平川隼也 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 西村颯平 |
サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | 大戸裕矢 |
コリー・ヒル | 5 | LO | 5 | 舟橋諒将 |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | イシ・ナイサラニ |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 三村勇飛丸 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | クワッガ・スミス |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | 矢富勇毅 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 清原祥 |
ヴィリアメ・タカヤワ | 11 | WTB | 11 | マロ・ツイタマ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | 鹿尾貫太 |
松井千士 | 14 | WTB | 14 | 伊東力 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | 奥村翔 |
髙島忍 | 16 | R | 16 | 日野剛志 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 岡本慎太郎 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 郭玟慶 |
アニセサムエラ | 19 | R | 19 | 桑野詠真 |
杉永亮太 | 20 | R | 20 | マルジーン・イラウア |
山菅一史 | 21 | R | 21 | 田上稔 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | 石塚弘章 |
マイケル・ボンド | 23 | R | 23 | サム・グリーン |
イーグルス、苦しい展開から立て直し4トライ!静岡ブルーレヴズに28-18で逆転勝利し交流戦白星発進
ジャパンラグビー リーグワンのディビジョン1は初のバイウィーク(休みの週)を経て、第6節から別カンファレンスのチーム同士が対戦する「交流戦」に突入した。
カンファレンスA内での対戦が続いていた第5節までの時点で3勝2敗、勝ち点14で6位につけていた横浜キヤノンイーグルスは、交流戦1戦目となる2月19日(土)の第6節、カンファレンスBの静岡ブルーレヴズ(第5節終了時10位)と対戦。相手の本拠地・ヤマハスタジアム(静岡県磐田市)には2260人のファンが集い、雨中の熱戦を見届けた。
■前半
先制トライを許した後に2選手が立て続けにシンビン
敵地での勝利のためにも前半序盤から主導権を握りたいイーグルスだったが、前半5分、いきなり相手にトライを許し0-5と先制される。前節のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦を思わせる入りとなり不安が残る中、13分にはイーグルスがチームとしてオフサイドの反則を繰り返したためCTBジェシー・クリエルがシンビン(10分間の一時的退出)となり、相手にPGを決められ0-8とされると、直後の15分にもWTBヴィリアメ・タカヤワが危険なタックルでシンビン。イーグルスはたちまち13人となり、苦しい状況に追い込まれる。
数的不利の状況で力強いモールからHO庭井祐輔がトライ
だがイーグルスは前半21分、相手のオフサイドのペナルティからタッチに蹴り出しラインアウトからトライを狙うと、モールを押し込んでHO庭井祐輔バイスキャプテンがトライ。PGではなくトライを狙う選択をしチームに勢いをもたらしたSO田村優キャプテンがゴールを決めて、7-8と1点差に迫る。
だが、その後もシンビンが尾を引き、23分に相手にトライを追加されると(7-15)、前半終了間際の41分にはPGを許し、7-18と点差を11点に広げられて試合を折り返す。
■後半
再びラインアウトモールからFL嶋田直人がトライ
それでも後半、イーグルスは敗れた前節のようにそのまま崩れることなく徐々に態勢を立て直していく。後半12分、SO田村の鮮やかな50:22キックでマイボールラインアウトのチャンスを得ると、13分、再びパワフルなラインアウトモールで前進しFL嶋田直人がトライ。14-18と4点差に迫る。
終盤に2トライを畳み掛けて逆転し4勝目
イーグルスの勢いは止まらない。後半27分、敵陣ゴール前のマイボールスクラムを起点にフェーズを重ね、最後はラックからボールを持ち出したLOコリー・ヒルがトライ。勝負所の時間帯で21-18と見事逆転に成功する。さらに後半34分、敵陣22mライン上でのラインアウトから再びモールで一気に押し込むと、HO庭井がこの日2本目のトライを決める。これにより28-18でイーグルスが逆転勝利を収め、勝ち点4を獲得。敵地に駆け付けた多くのイーグルスファンの声援に応えた。
4勝2敗、総勝ち点18として5位に浮上したイーグルス。2月27日(日)の第7節、交流戦2戦目はリコーブラックラムズ東京と駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都世田谷区)で対戦する。苦しい状況から立て直してつかんだ勝利にチーム状態のよさが表れているイーグルスとしては、連勝してさらなる浮上を目指したいところだ。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
前節、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに負けてから、今週に向けて準備してきました。今日の収穫はボールを動かす自分たちのスタイルができない状況でもFWがタフに戦い、勝利につなげたことです。(田村)優と庭井(祐輔)がしっかりリードしてくれたことで、いい結果につながったと思っています。練習ではゲームプレッシャーの中でプレーすることをシンプルに徹底してきました。試合に出られないメンバー「ライザーズ」たちが出場メンバーにプレッシャーをかけて、その中でいい練習ができたので、チーム全員がつながった1週間だったと思います。
■田村優キャプテン
どのチームにも勝ちたいという思いを持っていた中、前節はそれができず負けてしまい「全員がしっかり準備をしよう」と日々取り組んできました。今日も序盤は前節と同じ流れになってしまいましたが、うまく立て直しました。自分たちの(ボールを動かす)ラグビーがやりやすい天候ではなかったですが、最後まで気持ちを切らさずに勝てたことで、みんなの成長を感じました。人数が少なかった時間帯は、エネルギーを消耗せず勝てる点差を保ち、チームとして優位に立てるポイントで力を出せるようエネルギーを与えることが僕の仕事だったと考えています。
■FWをまとめ切りモールで2トライを決めたHO庭井祐輔バイスキャプテン
いい準備をして試合に臨めたと思っていたのですが、最初はなかなか流れをつかめませんでした。それでもしっかり持ち直して、最後は勝ち切ることができたのがこの試合の収穫です。セットプレーで相手を押さえることができたのもチームとして自信につながったと思います。モールは「押せる時は押そう」というのが僕たちのスタイルで、今日は常に押すメンタルでいました。相手のペナルティからタッチキックを選択し、ラインアウトモールから結果的にトライが決まったので、今日は全体的にモールがうまくいったと手応えを感じています。