MATCH試合
2022.03.12 sat 第9節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
| キックオフ日時 | 2022.03.12 (土) 14:30 |
|---|---|
| 試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
| 所在地 | 東京都 |
| 天候 | 晴れ/弱風 |
| ピッチ状態 | 良い |
| 入場者数 | 3,086人 |
試合記録
横浜E |
RH大阪 |
|||
|---|---|---|---|---|
| 49 | 21 | 前半 | 5 | 24 |
| 28 | 後半 | 19 | ||
| 前半 | 後半 |
|---|---|
| 3 | 4 |
| 3 | 4 |
| 0 | 0 |
| 0 | 0 |
| 0 | 0 |
| 計 | 計 | |
|---|---|---|
| 7 | T | 4 |
| 7 | G | 2 |
| 0 | PT | 0 |
| 0 | PG | 0 |
| 0 | DG | 0 |
| 前半 | 後半 |
|---|---|
| 1 | 3 |
| 0 | 2 |
| 0 | 0 |
| 0 | 0 |
| 0 | 0 |
メンバー
| 選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
|---|---|---|---|---|
| 岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 西川和眞 |
| 庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 牛原寛章 |
| 津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 杉本達郎 |
| サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | 大椙慎也 |
| リアキ・モリ | 5 | LO | 5 | タイラー・ポール |
| コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | 安田司 |
| 嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 李智栄 |
| 安井龍太 | 8 | NO.8 | 8 | ナエアタルイ |
| 山菅一史 | 9 | SH | 9 | 井之上明 |
| 田村優 | 10 | SO | 10 | 川向瑛 |
| ヴィリアメ・タカヤワ | 11 | WTB | 11 | 石川貴大 |
| 梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | リサラシオシファ |
| ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | 金勇輝 |
| 松井千士 | 14 | WTB | 14 | ラリー・スルンガ |
| エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | 吉澤太一 |
| 髙島忍 | 16 | R | 16 | 原山光正 |
| 五十嵐優 | 17 | R | 17 | 岡部瞬 |
| 松岡将大 | 18 | R | 18 | 金廉 |
| アニセサムエラ | 19 | R | 19 | 杉下暢 |
| 杉永亮太 | 20 | R | 20 | 繁松哲大 |
| 荒井康植 | 21 | R | 21 | 浜野達也 |
| 小倉順平 | 22 | R | 22 | トニシオ・バイフ |
| 南橋直哉 | 23 | R | 23 | ジアニ・ロンバート |
イーグルス、FLコーバス・ファンダイクらの活躍で7トライ!49-24でNTTドコモレッドハリケーンズ大阪に勝利し4位浮上
毎節激闘が続くジャパンラグビー リーグワン・ディビジョン1は、前節第8節をもってリーグ戦全16試合中8試合ならびに交流戦全6試合中3試合が終了。早くも後半戦へと突入した。

前節終了時点で5勝3敗、勝ち点23で5位につけていた横浜キヤノンイーグルスは、3月12日(土)の第9節、約1か月ぶりにホストゲームを開催。NTTドコモレッドハリケーンズ大阪を東京・秩父宮ラグビー場に迎え、対戦した。春の陽気が感じられるラグビー日和のなか来場した3084人のファンの前で、イーグルスは前節の敗戦を払拭するような快勝を目指した。

■前半
FLファンダイクのトライ&トライアシストでリード
前半キックオフ直後、いきなりSO田村優キャプテンが負傷。交代は回避したものの不安なスタートとなったイーグルスだったが、前半7分、敵陣5mのラインアウトから押し込むと、FLコーバス・ファンダイクがラックサイドを突いて先制トライ。本来のプレースキッカーであるSO田村が右足首にテーピングを施していたこともあり、FBエスピー・マレーがゴールを決めて7-0と先手を取る。


さらに前半9分、FLファンダイクが自陣から一気にゲインすると、そのパスを受けたWTB松井千士が右大外を駆け抜けてトライ。14-0とさらにリードを広げる。

1トライを返されるもFBマレーのトライでリード拡大
幸先のいいスタートを切ったイーグルスだが、その後はミスやペナルティが続きなかなか追加点を奪えず、32分には相手に1トライを返されてスコアは14-5に。それでも前半終了間際の40分、イーグルスはスクラムを起点にループを交えて攻めるとFBマレーがトライ。21-5としたところで前半終了となり、リードを16点に広げて試合を折り返す。






■後半
LOサウマキのトライをFLファンダイクがまたも演出
後半もイーグルスは手綱を緩めない。キックオフ早々の2分、マイボールラインアウトを起点に敵陣深い位置まで攻め込むと、FLファンダイクのラストパスを受けたLOサウマキ アマナキがトライ。28-5とさらにリードを広げる。試合展開が好転していったかに見えたが、後半7分、17分と相手に連続トライを許し、28-19とわずか9点差に迫られる。

ラスト13分で3トライを獲得したイーグルスが勝ち点5を獲得
再び相手を突き放したいイーグルスは後半27分、敵陣でのマイボールラインアウトから得意のモールで前進すると、PR五十嵐優のトライで35-19とする。31分には相手に1トライを返されたものの、36分にはCTBジェシー・クリエルがトライ。38分にはLOサウマキがこの日2本目のトライを決めて、49-24で勝利を収めた。


プレイヤー・オブ・ザ・マッチはトライやトライアシストなどで活躍したハードワーカー、FLコーバス・ファンダイクが選出された。

計7トライを決めて3トライ差をつけたことでボーナスポイント1を含む勝ち点5を獲得、総勝ち点を28としたイーグルスは4位に浮上した。3月18日(金)の第10節は再び秩父宮ラグビー場でのホストゲームとなり、総勝ち点27と競り合う5位トヨタヴェルブリッツを迎えて対戦する。プレーオフトーナメント進出の権利が得られる4強入りを果たすためにも負けられない重要な一戦に向けて、イーグルスは今週も最高の準備、最高のパフォーマンスを目指す。

■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
先週(第8節の東芝ブレイブルーパス東京戦)と同じく前半立て続けにトライを獲った後、ちぐはぐなプレーが続いてしまいました。そこを改善していかないと上(の順位)を目指せません。ミスを引きずらず、一喜一憂せずに次のプレーに向けて切り替えるマインドを持たないとこの問題は解決しませんので、そうできるようにアプローチしていきます。(次節の対戦相手)トヨタはフィジカルで強みを発揮していますが、僕らはどこが相手でも自分たちのスタイルをしっかりと貫き、ミスを恐れずにアグレッシブにチャレンジすることが大事だと考えています。
■田村優キャプテン
うまくいかないことが一つ、二つあると他のプレーでも自信を失うなど悪い影響が出ていますので、切り替えて修正していければと考えています。毎試合、反省はありますし、勝って反省できるのはいいことだと思っています。(ケガについては)まだ痛みがあります。先週の試合もケガしながら出場し続け途中で交代し、一生懸命だったみんなが悔しい思いをするのを(ベンチで)見ていました。ですから今日は、ベストのコンディションではありませんでしたが試合が決まるまでは出続けよう、チームのために頑張ろうという気持ちでプレーしていました。
■プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたFLコーバス・ファンダイク
前半はいいスタートが切れたのですが、特にFWが一貫性のあるパフォーマンスをできなかったことで、その後は調子が崩れてしまいました。トップチームに勝つためには80分間いいプレーを続けなければなりません。また来週からその点にチャレンジしていきます。積極的にボールを回しよく走るスタイルを貫くイーグルスは、(自身の母国)南アフリカと比べても非常にエキサイティングなラグビーをしています。最初は慣れが必要でしたが、慣れてきてからは楽しめるようになり、自分も多少はアタッキングラグビーができるようになってきていると感じています。