MATCH試合
2022.03.18 fri 第10節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2022.03.18 (金) 19:00 |
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試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京都 |
天候 | 雨 / 微風 |
ピッチ状態 | 良い |
試合記録
横浜E |
トヨタV |
|||
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20 | 3 | 前半 | 9 | 9 |
17 | 後半 | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 2 |
0 | 2 |
0 | 0 |
1 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
2 | T | 0 |
2 | G | 0 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 3 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
3 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 清水岳 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 彦坂圭克 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 淺岡俊亮 |
サウマキアマナキ | 4 | LO | 4 | 秋山大地 |
ソセフォ・ファカタヴァ | 5 | LO | 5 | パトリック・トゥイプロトゥ |
リアキ・モリ | 6 | FL | 6 | ピーターステフ・デュトイ |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 古川聖人 |
コーバス・ファンダイク | 8 | NO.8 | 8 | 姫野和樹 |
山菅一史 | 9 | SH | 9 | 茂野海人 |
小倉順平 | 10 | SO | 10 | ライオネル・クロニエ |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | ウィリアム・トゥポウ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | チャーリー・ローレンス |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | ロブ・トンプソン |
ヴィリアメ・タカヤワ | 14 | WTB | 14 | 高橋汰地 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | 小澤大 |
髙島忍 | 16 | R | 16 | 加藤竜聖 |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 三浦昌悟 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 崔凌也 |
田中真一 | 19 | R | 19 | マイケル・アラダイス |
杉永亮太 | 20 | R | 20 | フェツアニラウタイミ |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 福田健太 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | ウィリー・ルルー |
松井千士 | 23 | R | 23 | バティリアイ・ツイドラキ |
イーグルス、トヨタVとのFW戦を制す! フロントローが2トライを挙げ20-9で勝利し4位死守
3月18日(金)、ジャパンラグビー リーグワン(以下、リーグワン)ディビジョン1は第10節、交流戦5戦目を迎えた。リーグは後半戦に突入し、交流戦も大詰めとなり、プレーオフトーナメント進出の権利が得られるリーグ戦4強争いが徐々に激しさを増してきた。
前節の勝利で総勝ち点を28とし4位に浮上した横浜キヤノンイーグルスは、総勝ち点27とわずか1点差で5位のトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)と対戦した。ナイトゲームとなった東京・秩父宮ラグビー場でのホストゲームは、激しい風雨に見舞われたにもかかわらず2767人ものファンが駆け付け、4強のボーダーを争う重要な一戦の行方を見守った。
■前半
攻めては得点できずの展開が続き相手に先制を許す
この試合は欠場となったSO田村優キャプテンに代わり10番を背負ったSO小倉順平のキックオフで幕を開けた前半、イーグルスは序盤から攻め続ける。8分にはイーグルスがFBエスピー・マレーのランとキックで敵陣深い位置まで攻め込むも、オブストラクションのペナルティがありチャンスを逃してしまう。
イーグルスはその後も思うように攻めきれず無得点の時間帯が続き、逆に前半24分、29分、33分とトヨタVにPGを決められ0-9とリードを許す。それでも直後の後半36分、相手のノット10mバックのペナルティからFBマレーがPGを決めて3-9とし、6点差に詰め寄る。
前半終盤にPGで3点を挙げるとピンチをかわして後半へ
前半終了間際の40分、イーグルスは自陣5mラインでの相手ボールのラインアウトというピンチを迎える。しかしイーグルスFWはモールでインゴールまで押し込まれながらも粘り強いディフェンスで対抗し、最後はボールの下に身体を入れてトヨタVのトライを阻止。6点ビハインドのまま前半40分を戦い終える。
■後半
後半開始早々にモールで押し込みHO庭井祐輔がトライ
FWの力をディフェンスで証明したことで勢いづいたイーグルスは後半開始早々、途中出場したWTB松井千士のランなどで敵陣5mラインでのマイボールラインアウトのチャンスを得ると、2分、イーグルスFWの武器であるモールで力強く押し込み、最後はこの試合のゲームキャプテンを務めたHO庭井祐輔バイスキャプテンがトライ。FBマレーのゴールも決まり10-9と逆転に成功する。
さらに後半15分には敵陣での相手ボールのスクラムでイーグルスFWが相手のコラプシングを誘う。PGを選択するとFBマレーがしっかり成功させて、13-9とリードを4点に広げる。
PR松岡将大がトライ!相手に追加点を許さず20-9で快勝
後半22分、危険なプレーをしたトヨタVの選手にレッドカードが出たことで数的優位に立ったイーグルスは、34分に敵陣深い位置でのラインアウトからモールで攻めると、最後は途中出場のPR松岡将大がトライ。イーグルスはフロントローが2トライを決めて、トヨタVに7点差以内の敗戦によるボーナスポイント獲得を許すことなく20-9で勝利を収めた。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチにはFWをまとめ上げたHO庭井祐輔ゲームキャプテンが選ばれた。
ボールを動かしづらい悪天候に見舞われ、その上SO田村優キャプテン、No.8アマナキ・レレイ・マフィ、LOコリー・ヒルといった先発出場を続けてきた主力選手を欠いた試合で、チーム一丸となって掴んだ価値ある勝利と言えよう。
勝ち点4を上乗せし、総勝ち点32として4位をキープしたイーグルス。次節はセカンダリーホストエリアの大分県で、2位の東京サントリーサンゴリアスと対戦する。リーグ終盤戦に向けて負けられない試合が続くイーグルスのさらなる飛躍に期待したい。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
難しいコンディションの中でしっかり戦えたことが一番の収穫です。前半はもう少しスマートにプレーできたのではないかと思いますが、FWがしっかりファイトしていました。(前半最後の)FWのディフェンスもエネルギーを感じました。今週は「ネクスト・ワン」、つまり「いいプレーをしても悪いプレーをしても次はもっとできる」というマインドセットで臨み、HO庭井(祐輔)、SO(小倉)順平、CTBジェシー(・クリエル)、FL嶋田(直人)がチームにいい雰囲気をもたらしてくれました。いい流れのまま来週の東京サンゴリアス戦を迎えられると思います。
■庭井祐輔ゲームキャプテン
今日の試合は勝てたことが一番の収穫だと思っています。メンバーは前節から少し変わりましたがみんな期待に応えてくれて、短い準備期間の中でチームとしてベストの準備ができたことがこの結果につながったと考えています。フィジカルを武器とする相手に対してしっかりタックルに入ることができ、セットプレーでもプレッシャーをかけることができました。FWとしてプランを遂行できたと思います。こうした相手に粘り強く対抗できたことは自信になりますし、ここからスタンダードを下げずに取り組んでいけば他の上位チームにも勝てると感じています。
■アタックの司令塔として80分間フル出場したSO小倉順平
勝ててうれしく思います。この悪天候で難しさがあった一方で、前半はボールを持ってからミスを繰り返していましたし、もっとうまくコントロールできたのではないかと思います。早く修正できていればよかったという思いもありますので、そのような反省点を次に生かして、チームとして勢いに乗って勝ち続けられるようにがんばりたいと思います。キック(によるエリアマネジメント)についてはハーフタイムにBKのメンバーで話し合い、後半は対策を講じることができました。FWには(HO庭井の顔を見ながら)「ありがとう」と言いたいです(笑)