MATCH試合
2022.04.09 sat 第12節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2022.04.09 (土) 14:30 |
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試合会場 | 万博記念競技場 |
所在地 | 大阪府 |
試合記録
横浜E |
S東京ベイ |
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30 | 10 | 前半 | 14 | 21 |
20 | 後半 | 7 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
1 | 2 |
0 | 0 |
1 | 2 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 3 |
3 | G | 3 |
0 | PT | 0 |
3 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 1 |
2 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 北川賢吾 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 杉本博昭 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | オペティ・ヘル |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | デーヴィッド・ブルブリング |
リアキ・モリ | 5 | LO | 5 | ルアン・ボタ |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | ピーター・ラピース・ラブスカフニ |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 末永健雄 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | ファウルア・マキシ |
山菅一史 | 9 | SH | 9 | 谷口和洋 |
小倉順平 | 10 | SO | 10 | 岸岡智樹 |
松井千士 | 11 | WTB | 11 | 根塚洸雅 |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | 立川理道 |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | ライアン・クロッティ |
ヴィリアメ・タカヤワ | 14 | WTB | 14 | 金秀隆 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | ゲラード・ファンデンヒーファー |
髙島忍 | 16 | R | 16 | 大塚健太郎 |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 羅官榮 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 才田智 |
アニセサムエラ | 19 | R | 19 | 青木祐樹 |
シオネ・ハラシリ | 20 | R | 20 | 千葉雄太 |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 藤原忍 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | テアウパシオネ |
サウマキアマナキ | 23 | R | 23 | 山崎洋之 |
イーグルス、CTB梶村祐介のトライなどで30-21と逆転勝利しS東京ベイにリベンジ!勝ち点36で4位をキープ
リーグワン ディビジョン1は前節をもって6試合の交流戦が終了し、再び各カンファレンス内の戦いに突入した。7勝4敗、勝ち点32でプレーオフ進出圏内の4位を維持している横浜キヤノンイーグルス(カンファレンスA)にとって、残り5試合となったリーグ戦はまさにチームの真価が問われるシーズン終盤戦となる。
迎えた4月9日(土)の第12節は、第5節のホストゲームで完敗したクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦。昨季トップリーグの4強(3位)であり、今季も前節時点で2位につける強豪との再戦となった。プレーオフ進出に向けて負けられないこの一戦は万博記念競技場(大阪)で行われ、敵地ながらイーグルスファンも大阪まで多数駆け付け3364人の観客が生観戦。極めて重要な意味を持つ一戦を見届けた。
■前半
先制トライを許すもSO小倉が1トライを返し同点に
前半、開始早々から積極的に仕掛けたイーグルスだったが、7分にキックチャージから相手にトライを許し0-7と先制される。しかし16分、イーグルスは敵陣でのマイボールラインアウトを起点にフェーズを重ねると、ゴール前のラックから出たパスを受けたSO小倉順平がパスダミーを織り交ぜつつ相手ディフェンスの間を突いて、トライ。FBエスピー・マレーのゴールも成功し7-7と同点に追いつく。
7点ビハインドからFBマレーがPGを決めて4点差で後半へ
21分には相手に2トライ目を決められ7-14と再び7点差とされたものの、イーグルスは36分にFBマレーが落ち着いてPGを決めて、スコアは10-14と4点差に迫る。前半終了間際の相手のPG失敗を経て、イーグルスは4点ビハインドのまま前半終了を迎える。
■後半
CTB梶村のトライでついに逆転!数的優位の時間帯にも追加点
逆転を目指すイーグルスは後半序盤から攻勢を強める。4分、敵陣ゴール前のスクラムを起点とするアタックで、ラックからSH山菅一史、SO小倉、FBマレーとパスをつなぎ、相手ディフェンスを崩し切ったところでFBマレーのラストパスを受けたCTB梶村祐介がトライ。17-14と逆転に成功する。
9分には相手に反則の繰り返しによるシンビン(10分間の一時的退出)が出されたことでイーグルスは数的優位に立ち、FBマレーが15分のPGは外したものの17分にはしっかり決めて20-14とし、相手が1人少ないうちにリードを6点に広げる。
モールでPR五十嵐が勝利を決定づけるトライ!価値ある勝ち点4獲得
30分にもFBマレーのPG成功で23-14と9点差にすると、38分には敵陣5mラインでのマイボールラインアウトからイーグルスの武器であるモールで押し込み、最後は後半0分から途中出場していたPR五十嵐優がトライ。30-14と勝利を決定的にする。試合終了間際の42分には相手にトライを許したものの30-21でイーグルスが勝利を収め、相手にボーナスポイントを与えることなく勝ち点4を獲得。第5節で敗れた借りを敵地で返した。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチにはプレースキックで15得点をマークしたほか、トライアシストや鮮やかなタッチキックなどでも勝利に貢献したFBエスピー・マレーが選ばれた。
これで総勝ち点を36とし、4位をキープしたイーグルス。4月15日(金)の第13節はNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安と秩父宮ラグビー場(東京)で対戦する。中5日のショートウィークとはなるが「チームとしての成長を実感できた」(HO庭井祐輔ゲームキャプテン)とイーグルスは自信を深めており、連勝への期待は増すばかりだ。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
結果的に勝利することができ、チームも良い方向に進んでいると感じています。ただ、まだ試合が残っていますし、トップ4(プレーオフ進出となる4位以内)が目の前にぶら下がっていますので、チーム全員で一戦一戦成長しながら、そして自分たちのスタイルを築き上げながら、チームとしてさらなる進化を遂げたいと思っています。相手がシンビンで1人少なくなった場面がありましたが、その10分間はスコアするのが鉄則です。庭井をはじめとするリーダー陣がそれを理解して得点を重ね、ゲームをコントロールできたことが大きかったと考えています。
■庭井祐輔ゲームキャプテン
この試合を取れたことは大きいです。シーズンに入る前から(昨季トップリーグの)トップ4の相手に勝つことを標榜してきましたので、勝てて本当によかったです。そしてチームとしての成長を実感できた試合でした。一喜一憂せず、一貫性をもってプレーできたことが勝因だと考えています。前回の試合(第5節)で劣勢だったブレイクダウンにそれ以降取り組んできた結果、今日はフィジカルの強い相手にブレイクダウンで引けを取らなかったことがこのスコアにつながりました。モールも実を結んでいますので、佐々木隆道コーチには感謝しています。
■15得点でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたFBエスピー・マレー
この試合のためにしっかり準備をして臨まないといけないことも、非常に難しい試合になることも事前にわかっていました。前半は接戦に持ち込み、早々と結果が決まらないような入り方をすれば後半に勝機は訪れるだろうと考え、実際そのような展開で勝つことができました。また、この一戦は私自身の選手としての価値を証明しなければならない大事な試合でもありました。イーグルスにレガシーを残し、トップ4のチームにしたいという思いで常にやってきました。チームとして成長しましたが、引き続き成長してさらに強いチームになることを目指していきます。