MATCH試合
2021.12.11 sat 練習試合5
イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2021.12.11 (土) 12:00 |
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試合会場 | 府中朝日フットボールパーク |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
BL東京 |
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43 | 12 | 前半 | 7 | 12 |
31 | 後半 | 5 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 5 |
1 | 3 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
7 | T | 2 |
4 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
1 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
安昌豪 | 1 | PR | 1 | 藤野佑磨 |
朴成浩 | 2 | HO | 2 | 橋本大吾 |
松岡将大 | 3 | PR | 3 | 知念雄 |
ソセフォ・ファカタヴァ | 4 | LO | 4 | 伊藤鐘平 |
アニセサムエラ | 5 | LO | 5 | ジェイコブ・ピアス |
田中真一 | 6 | FL | 6 | シオネ・ラベマイ |
占部航典 | 7 | FL | 7 | マット・トッド |
安井龍太 | 8 | NO.8 | 8 | 山本浩輝 |
松山光秀 | 9 | SH | 9 | 小川高廣 |
永富健太郎 | 10 | SO | 10 | トム・テイラー |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | 濵田将暉 |
田畑凌 | 12 | CTB | 12 | セタ・タマニバル |
ヴィリアメ・タカヤワ | 13 | CTB | 13 | 松延泰樹 |
山本雄貴 | 14 | WTB | 14 | 豊島翔平 |
高木一成 | 15 | FB | 15 | 森太志 |
三好優作 | 16 | R | 16 | 三上正貴 |
髙島忍 | 17 | R | 17 | 深村亮太 |
岡部崇人 | 18 | R | 18 | 眞壁照男 |
五十嵐優 | 19 | R | 19 | 大内真 |
津嘉山廉人 | 20 | R | 20 | 小鍜治悠太 |
東恩納寛太 | 21 | R | 21 | 梶川喬介 |
久保克斗 | 22 | R | 22 | ヒュー・パイル |
コリー・ヒル | 23 | R | 23 | 佐々木剛 |
サウマキアマナキ | 24 | R | 24 | 藤田貴大 |
コーバス・ファンダイク | 25 | R | 25 | ジャック・ストラトン |
嶋田直人 | 26 | R | 26 | 杉山優平 |
杉永亮太 | 27 | R | 27 | 松岡久善 |
吉田大亮 | 28 | R | 28 | 森勇登 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 29 | R | 29 | ニコラス・マクカラン |
山菅一史 | 30 | R | 30 | ジョネ・ナイカブラ |
天野寿紀 | 31 | R | 31 | 松永拓朗 |
薬師寺晃 | 32 | R | 32 | 巴山凌輔 |
山田聖也 | 33 | R | 33 | |
猿田湧 | 34 | R | 34 | |
エスピー・マレー | 35 | R | 35 | |
梶村祐介 | 36 | R | 36 | |
南橋直哉 | 37 | R | 37 | |
マイケル・ボンド | 38 | R | 38 | |
小倉順平 | 39 | R | 39 | |
松井千士 | 40 | R | 40 |
イーグルス、FW・BKともに躍動し7トライの猛攻! BL東京に43-12で快勝
待望のリーグワン開幕まで1カ月を切った12月11日(土)、横浜キヤノンイーグルスは来年3月5日(土)の第8節で対戦する東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)と府中朝日フットボールパークでプレシーズンマッチを行った。
3日(金)にNECグリーンロケッツ東葛(以下、GR東葛)に67-12で快勝したばかりのイーグルスにとっては、公式戦に向けて引き続き強化が順調に進んでいることを証明したい一戦となった。
■前半
先制トライを許すもその後は失点することなく凌ぐ
前半開始早々の3分、イーグルスはBL東京に先制トライを許し0-7とされる。序盤からなかなかマイボールを保持できず、敵陣まで入り込めない時間帯が続く苦しい展開となったが、「トライを取られた後に『落ち着いて切り替えていこう』と話し合った」(WTB竹澤正祥)ことでディフェンスが安定し、その後は相手に得点を許さないまま前半序盤を乗り切る。
WTB竹澤とNo.8安井のトライで逆転し前半を折り返す
イーグルスの猛攻は前半27分から始まった。自陣からフェーズを重ねて前進すると、CTBヴィリアメ・タカヤワが相手の裏のスペースに絶妙なグラバーキックを転がす。FB高木一成がそれに反応し追いつくと、最後はWTB竹澤が高木のラストパスを受けてインゴールまで俊足を飛ばしトライ。SO永富健太郎のゴールも成功し、スコアは7-7の同点となる。
さらに前半終了間際の42分、敵陣5mラインでのマイボールスクラムからNo.8安井龍太が力強くそのサイドを突いてトライ。イーグルスが12-7と勝ち越しに成功したところで前半終了を迎えた。
■後半
FWの力強さとBKの速さが光る2トライで点差を広げる
後半に入ると、イーグルスはさらにその勢いを加速させていく。5分、敵陣5mラインでのラインアウトからモールを押し込むと、一度崩れながらもボールを保持していたHO朴成浩がトライ(17-7)。
11分には相手に2トライ目を許し17-12と再び5点差に迫られるが、動じないイーグルスは21分、敵陣5mラインでのラインアウトを起点に攻め続け、SO永富からFB高木、そして右大外に構えていたWTB松井千士へとロングパスが渡る。松井がGR東葛戦のハットトリックに続いてトライを決め(永富のゴール成功)、イーグルスが24-12とリードを広げる。
終盤にも3トライを畳み掛け31点差で快勝
イーグルスのアタックはその後も冴え渡る。後半25分、再び敵陣5mライン上からラインアウトモールを仕掛けると、一気にインゴールまで押し込みFL嶋田直人がトライ。SO永富のゴールも決まり31-12とさらに相手を突き放すと、31分には再びマイボールラインアウトから敵陣ゴール前で攻め続け、最後はWTB松井がこの試合2本目、直近2試合で5本目となるトライ(38-12)。
フルタイム直前の40分には、チームの武器となったラインアウトモールで押し込むとモールの最後尾から抜け出したHO三好優作がトライを決めて、43-12。イーグルスが31点差をつけて快勝した。
先制された序盤はすぐに反撃できなかったイーグルスだが、終わってみれば7トライ4ゴールで相手を圧倒。リーグワン開幕に向けて視界良好と言える内容でプレシーズンマッチの連勝、無敗を守った。18日(土)に行われる三菱重工相模原ダイナボアーズ戦でも順調な仕上がりを見せたいところだ。
選手インタビュー
■セットピースのキーマンとして活躍しトライも決めた先発HO朴成浩
前半からアタックもディフェンスもアグレッシブにでき、その結果として相手を突き放せました。チームとしていい勝利だったと思います。セットピースの出来はよかったのですが、スクラムでペナルティーを取られてしまったり、ラインアウトでも若干サインミスがありましたので修正しなければならないですし、まだまだ伸び代があると思います。(自身のトライの起点となった)ラインアウトモールは今のチームが始動した時から取り組んできました。毎週毎週成長していると感じていますし、今日のスコアからもチームの成長が感じられたので、開幕に向けてすごくわくわくしています。
■前半最後に勝ち越しトライを決めるなど奮闘したNo.8安井龍太
チームとしてポジティブな結果が出たと捉えています。(ジャンパーを務めた)ラインアウトに関しては相手に何本か競られたのですが、大半はいい形でできたかなと評価しています。ラインアウトモールはトライを狙っている場面で最初からしっかりファイトでき、相手のタイミングをずらすなどの共通意識をみんなで持てていますので、あとは強さ、精度をもっと上げていきたいです。チームとして毎日いい練習ができており、一日一日の積み重ねが開幕につながると考えています。プレシーズンマッチはいい結果が出ていますので、開幕以降もいいスタートが切れるだろうという自信につながっています。
■プレーメーカーとしてチームの連勝に貢献したSO永富健太郎
あまり公式戦に出場していないメンバーで臨むにあたり、試合前にみんなで話をしてチャレンジの意識を高め、それがグラウンドで一人一人のエナジーとなってこの結果につながったのだと考えています。優さん(SO田村優主将)が日本代表の遠征で不在の中、少しでも試合に絡むことができるようにと思いながらトレーニングしてきました。長いプレータイムをもらえることはありがたいですし、自分自身も成長できているという実感があります。今後もいつでも出られる準備をして、いい状態、いいパフォーマンスを保っていればチャンスが転がってくると思っています。そのためにも引き続き良い準備を続けます。
■GR東葛戦に続いてのトライで決定力を証明したWTB竹澤正祥
練習でやってきたことがそのまま発揮できた試合でした。BL東京のアタックに対してこちらがディフェンスで受けないようにしようと話し合い、全員でそれを遂行できたことが勝利につながったのだと思います。先制はされましたが、トライを取られた後に『落ち着いて切り替えていこう』と話し合ったことで、スムーズに立て直せました。2試合連続でトライを決めることができ、徐々にチームにフィットしてはいますが、自分のパフォーマンスにはまだまだ納得していません。これからもどんどんレベルアップしていきたいと思いますし、自分の強みであるコンタクトプレーでチームに貢献していきたいです。