MATCH試合
2022.12.25 sun 第2節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2022.12.25 (日) 12:00 |
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試合会場 | 昭和電工ドーム大分 |
所在地 | 大分県 |
天候 | 晴れ/無風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 3,824人 |
試合記録
横浜E |
S東京ベイ |
|||
---|---|---|---|---|
27 | 10 | 前半 | 8 | 27 |
17 | 後半 | 19 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
1 | 2 |
0 | 0 |
1 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 3 |
3 | G | 0 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 4 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
1 | 3 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 海士 広大 |
川村慎 | 2 | HO | 2 | マルコム ・マークス |
杉本達郎 | 3 | PR | 3 | 松波 昭哉 |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | ルアン ・ボタ |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | デーヴィッド ・ブルブリング |
シオネ・ハラシリ | 6 | FL | 6 | ピーター ・ラピース・ラブスカフニ |
ミッチェル・ブラウン | 7 | FL | 7 | 末永 健雄 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | ファウルア ・マキシ |
ファフ・デクラーク | 9 | SH | 9 | 藤原 忍 |
田村優 | 10 | SO | 10 | バーナード ・フォーリー |
ヴィリアメ・タカヤワ | 11 | WTB | 11 | 木田 晴斗 |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | 立川 理道 |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | テアウパ シオネ |
イノケ・ブルア | 14 | WTB | 14 | 根塚 洸雅 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | ゲラード ・ファンデンヒーファー |
朴成浩 | 16 | R | 16 | 大塚 健太郎 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 加藤 一希 |
津嘉山廉人 | 18 | R | 18 | オペティ ・ヘル |
コーバス・ファンダイク | 19 | R | 19 | ヘル ウヴェ |
シオエリ・ヴァカラヒ | 20 | R | 20 | トゥパ フィナウ |
山菅一史 | 21 | R | 21 | 谷口 和洋 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | ライアン ・クロティ |
エスピー・マレー | 23 | R | 23 | 島田 悠平 |
イーグルス、昨季3位のS東京ベイを追い込むも最後は27-27のドロー…しかし勝ち点2獲得で一歩前進
12月18日(日)の今シーズン開幕戦でコベルコ神戸スティーラーズに見事勝利し、白星発進に成功した横浜キヤノンイーグルス。25日(日)の第2節、昨シーズン3位の強豪クボタスピアーズ船橋・東京ベイとの対戦はセカンダリーホストエリア・大分県での今季初戦となった。
4強入りを目指すうえでは是が非でも勝ちたい強敵との一戦。舞台となった昭和電工ドーム大分には、勝利のクリスマスプレゼントを心待ちにしていた3,824人のファンが詰めかけた。
■前半
WTBイノケ・ブルアのリーグワン初トライで先制
試合序盤から積極的にアタックを仕掛けたイーグルスは、まず前半5分、CTBジェシー・クリエルが持ち前のパワフルなランで自陣からビッグゲインすると、その右大外で並走しラストパスを受けたWTBイノケ・ブルアがインゴール右隅まで走り切り、リーグワン初トライ。SO田村優も難しい角度からのゴールを成功させて、イーグルスが7-0と先制する。
前半終盤に失点しわずか2点リードで後半へ
続く前半13分、SO田村のPG成功で10-0と点差を広げたイーグルス。アタックに加え、要所で相手を食い止める見事なディフェンスでリードし続けたが、25分にはPGを、前半終了間際の39分にはトライを相手に許し、10-8と2点リードとなったところで試合を折り返す。
■後半
両WTBのトライで再び10点差に広げ終盤へ
前半序盤のように再び相手を突き放したいイーグルスは、後半5分、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトという絶好のトライチャンスを迎えると、SO田村の相手ディフェンスの間を突くグラバーキックに反応したWTBヴィリアメ・タカヤワがトライを決め、17-8とリードを9点に広げる。10分には相手のPGで17-11とされ、17分にはSO田村のPG成功で20-11とすると、19分、26分の相手のPGで20-17と3点差に迫られるなど我慢の時間帯が続いたが、31分、イーグルスはラインアウトを起点に攻めるとリーグワン初先発(その後、フル出場)のSHファフ・デクラークからのロングパスを受けたWTBブルアが2本目のトライ。27-17とリードを10点に広げる。
最後に同点に追いつかれ27-27でフルタイム
ラスト数分となり開幕2連勝が見えてきたイーグルスだったが、35分に相手に2本目のトライを許して27-22とされる。5点差での逃げ切りを目指したものの、39分にも相手にトライを決められ、ついに同点に。ゴールが決まれば逆転負けとなる場面だったがボールはそれて、27-27の引き明けで試合終了となった。
勝利こそ惜しくも逃したイーグルスだが勝ち点2を獲得し、第2節終了時点の順位は4位。目標である4強入りへ一歩前進した。フル出場し「本領発揮できた」と語ったSHデクラークとともに試合を組み立て、5本のプレースキックを全て決めたSO田村がプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
新年1月7日(土)の第3節は、直近2シーズン連続で準優勝という結果を残している東京サントリーサンゴリアスと対戦する。昨シーズンの敗戦と今回の引き分けの悔しさをぶつけ、次こそは勝利を目指す。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
今日のゲームプランの遂行力は本当に素晴らしかったと思います。強いスピアーズさんのFWに対してタフに戦っていました。最後にするりと勝利が逃げてしまいましたがポジティブな要素もあり、チームの成長を感じています。ただ、やはり勝ち切るチームにならないといけません。次のサンゴリアス戦に向けて新たにスイッチが入ったと感じています。大分のファンの皆さんはイーグルスをホームのチームとして熱心に応援してくださるので、ものすごく力になります。もっといいゲームをして、イーグルスのファンをどんどん増やしていきたいです。
■梶村祐介キャプテン
80分間しっかりと自分たちのプランを遂行できたので、試合内容は悪くなかったと思います。ただ、要所要所で簡単にスコアされてしまったり、規律を守れない場面もありました。初戦で出た反省点を自分たちでコントロールできずにまた同じ失敗をしてしまった部分もありましたので、次の試合に向けてあらためて課題をもらいました。今後もこういった試合が続くと思いますので、そういった試合をしっかりと勝ち切れるようにもう一度トレーニングから質を高めていきたいと思います。大分の皆さんには今後も見ていて気持ちのいいラグビーをお届けします。
■移籍1年目で開幕から2試合連続先発し活躍中のPR杉本達郎選手
やはり最後に勝ち切ることが大事なので残念です。まずは試合を見直して、次は相手を圧倒して勝ちたいと思っています。先発が続いていますが、試合を重ねるごとにどんどんパフォーマンスが上がっていると自分でも実感していますし、チーム一丸となって楽しみながら取り組んでいます。やはりPRとしてスクラムはもちろん、相手の下に入るチョップタックルなどのパフォーマンスは上がっています。サンゴリアスはスクラムが強いチームですが、イーグルスもスクラムに力を入れてやっていますので、いつも通りやれば大丈夫だと思っています。
■プレースキックを全て決める活躍でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたSO田村優選手
最後は仕留めきれませんでしたが、チームとしてはいい方向に向かっていると感じた試合でした。次の対戦では勝てるようにしたいです。調子は徐々に上がっていて、体の仕上がりはまだ60%ぐらいですが、これからどんどん良くなればいいと思います。プレースキックの精度についても体が整ってきていることが大きいと思います。昨シーズンはコンディションの問題でボールを蹴る機会が少なかったのですが、今年は9月、10月ごろからキックも含めて十分練習できていることが結果につながっていると思います。体とともにメンタル面もいい状態です。
■リーグワン初トライを含む2トライの活躍を見せたWTBイノケ・ブルア選手
調子は上がってきていますが、パフォーマンスはまだまだです。自分としてはもっと行けると思っています。それでも、今日の2トライは練習でやってきたことが表れました。やはりトライを獲ることが自分にとって一番大きな仕事ですので、今日はそれができました。次の試合でも先発してトライを獲りたいです。ここからまたコンディションを上げて、次の試合も頑張ります。サンゴリアス戦が楽しみです。