MATCH試合
2023.01.14 sat 第4節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2023.01.14 (土) 12:00 |
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試合会場 | 東大阪市花園ラグビー場 |
所在地 | 大阪府 |
天候 | 曇/微風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 4,668人 |
試合記録
横浜E |
花園L |
|||
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74 | 36 | 前半 | 7 | 7 |
38 | 後半 | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
5 | 6 |
4 | 4 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
11 | T | 1 |
8 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
シオネ・ハラシリ | 1 | PR | 1 | 佐々木 駿 |
川村慎 | 2 | HO | 2 | 金子 惠一 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | ラタ ・タンギマナ |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | サム ・ケアード |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | ベン ・トゥーリス |
シオエリ・ヴァカラヒ | 6 | FL | 6 | 菅原 貴人 |
杉永亮太 | 7 | FL | 7 | 横井 隼 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | 宮下 大輝 |
ファフ・デクラーク | 9 | SH | 9 | ウィル ・ゲニア |
田村優 | 10 | SO | 10 | ジャクソン ・ガーデンバショップ |
ヴィリアメ・タカヤワ | 11 | WTB | 11 | セミシ ・マシレワ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | 岡村 晃司 |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | シオサイア ・フィフィタ |
イノケ・ブルア | 14 | WTB | 14 | 小野木 晃英 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | 竹田 祐将 |
朴成浩 | 16 | R | 16 | 樫本 敦 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 田中 健太 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 文 裕徹 |
マックス・ダグラス | 19 | R | 19 | パトリック ・タファ |
コーバス・ファンダイク | 20 | R | 20 | ツポウ テビタ |
山菅一史 | 21 | R | 21 | 人羅 奎太郎 |
竹澤正祥 | 22 | R | 22 | 吉本 匠 |
小倉順平 | 23 | R | 23 | ジョシュア ・ノーラ |
イーグルス、11トライの猛攻で花園近鉄ライナーズに74-7で圧勝し勝ち点5を獲得!
1勝1分けの好発進から一転、横浜キヤノンイーグルスは第3節の東京サントリーサンゴリアス戦で、相手がレッドカードで1人少ない状況にも関わらずミスや規律の乱れが影響し、苦い敗戦を喫した。
それから1週間を経た1月14日(土)の第4節、ビジターゲームの花園近鉄ライナーズ戦は、敗戦のショックの払拭、そして4強入りに向けての軌道修正が求められる一戦となった。敵地の東大阪市花園ラグビー場には雨のなか4,668人のファンが駆け付けた。
■前半
FLヴァカラヒとNO.8マフィのトライで14-0とリード
イーグルスは試合序盤から猛攻を仕掛ける。まずは前半4分、敵陣5mラインでのマイボールラインアウトから得意とするモールで前進し、FLシオエリ・ヴァカラヒがトライ。SO田村優のゴールも決まりイーグルスが7-0と先制に成功する。
さらに8分、イーグルスは再びラインアウトを起点に攻め、SHファフ・デクラークのパスを受けたWTBヴィリアメ・タカヤワが一気に抜け出すと、そのラストパスを手にしたNO8アマナキ・レレイ・マフィがトライ。14-0と得点を重ねる。
SO田村に加えFLヴァカラヒとNO.8マフィが終盤にもトライ
16分には相手に初トライを許し14-7とされたものの、19分にはSO田村のグラバーキックに反応したWTBタカヤワが大きくゲインし、パスをCTBジェシー・クリエル、WTBタカヤワとつないで最後はSO田村がトライ。スコアを19-7とする。
26分にはSO田村のPGで22-7とさらにリードを広げると、29分にはFLヴァカラヒが、41分にはNO.8マフィがいずれもラインアウトモールからトライを決めて、前半だけで5トライを挙げたイーグルスが36-7と29点差をつけて試合を折り返す。
■後半
NO.8マフィがハットトリックを達成するなどトライをさらに追加
後半もイーグルスの勢いは止まらない。6分、自陣でのラインアウトからSHデクラークが抜け出し、そのパスを受けたWTBイノケ・ブルアが敵陣深い位置までゲイン。さらに展開すると最後はFBエスピー・マレーがトライを決めて、スコアを43-7とする。
12分には相手のゴールラインドロップアウトからボールをキャッチしたFLヴァカラヒからパスを受けたNO.8マフィがトライ。見事ハットトリックを達成し、スコアは50-7となる。
イーグルスが最後まで攻撃の手を緩めることなく圧勝
23分には敵陣5mラインでのスクラムを起点に攻めFBマレーがトライ (57-7)。26分にはNO.8マフィの前方への絶妙なキックを拾い上げたCTBクリエルがトライを決める(62-7)。
29分には途中出場のFLコーバス・ファンダイクが、37分には同じく途中出場のHO朴成浩がそれぞれトライを決め、計11トライを挙げたイーグルスが74-7で圧勝。ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得し、総勝ち点を11に伸ばした。
第4節終了時点で5位の横浜キヤノンイーグルスは、1月21日(土)の第5節、ホストスタジアムのニッパツ三ツ沢球技場でNECグリーンロケッツ東葛(1勝3敗・10位)を迎え撃つ。開幕戦以来となる横浜での一戦で今シーズン初の連勝となるか、注目だ。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
我々は先週、1人少ないサンゴリアスに負けて、今週どう振る舞うかをテーマに1週間ハードに準備してきました。安定したメンタルと自分たちのいつも通りの力を出せるタフさが今後は必要になってくると思うので、その点でも今週はいい準備ができました。我々イーグルスのラグビーを信じてやり切った時にはこうして力が出せる、そう思えるようなポジティブな場面を今日はたくさん見ることができました。ここからは全勝を目指します。(前節で)1回負けましたので、もう1試合も負けない気持ちでさらにレベルアップしていきたいと思います。
■CTB梶村祐介キャプテン
今日はイーグルスがどう振る舞うか試されている試合でしたが、自分たちが試合をコントロールできていましたし、用意していたプラン通りに試合を進められたと思います。特に前節の課題であったディシプリン(規律)とブレイクダウンの改善はかなり手応えを感じました。ただ、試合の締めくくり方が上手くいかなかったので、その点は新たな学びとなりました。チーム全員が「もう負けたくない」という思いで日々練習していますので、ここからさらにチームとしてレベルアップして、これからも勝つゲームを続けているように準備していきたいと思います。
■今季初先発でフル出場し勝利に貢献したFL杉永亮太
久しぶりの出場でした。こういうチャンスはなかなかないので、メンバー入りが決まった時からずっと緊張していました。試合後は泣いてしまったのですが、それはこの1週間やってきた様々な準備がやっと終わったという安心感の表れです。僕の仕事は低いタックルと、ブレイクダウンのワークレートだと思っています。自分の仕事をシンプルにやり切った80分でしたし、チームとして次につながる試合になりました。個人的には次の試合も出場する機会があれば、低いタックルとブレイクダウンでの働きなどシンプルなことを徹底してやりたいと思っています。
■ハットトリックを達成しプレイヤー・オブ・ザ・マッチとなったNO.8アマナキ・レレイ・マフィ
先週のサンゴリアス戦で学んだことを生かせました。先週はブレイクダウン等でのコミュニケーション不足など、あまりいいプレーができていなかったので、今日は細かいことを大事にしました。プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれましたが、今日は誰が選ばれてもよかったですし、自分一人ではないと思います。みんなのエフォート(努力)のおかげでここまでやってこられました。ハットトリックについてはみんながハードワークした結果、エッジにいた自分がボールをもらって置いただけです。ラッキーな部分もありましたが、勝利に貢献できたのはうれしいですね。
■開幕戦以来の先発出場で2トライを含む12得点を挙げたFBエスピー・マレー
先週の敗戦は非常に残念だったので、今週は自分たちで高いスタンダードを設定する必要がありました。だからこそこの試合では強いプレーをして、イーグルスらしさを取り戻さなくてはいけませんでした。私自身は開幕戦以来の先発でしたが、個人的にはやはりベストフィフティーンになりたいですし、そのために高いスタンダードを自分に課しています。だからこそ高いパフォーマンスを見せなければなりません。もちろん今日の勝利は喜ばしいことですが、喜ぶだけ喜んだらそれはもう過去のことですので、次の試合に向けて準備していきます。