MATCH試合
2023.01.21 sat 第5節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2023.01.21 (土) 12:00 |
---|---|
試合会場 | ニッパツ三ツ沢球技場 |
所在地 | 神奈川県 |
天候 | 晴れ/無風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 3,789人 |
試合記録
横浜E |
GR東葛 |
|||
---|---|---|---|---|
36 | 19 | 前半 | 12 | 12 |
17 | 後半 | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 3 |
2 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
6 | T | 2 |
3 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 石田楽人 |
朴成浩 | 2 | HO | 2 | アッシュ・ディクソン |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 土井貴弘 |
マックス・ダグラス | 4 | LO | 4 | 山極大貴 |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | ジェイク・ボール |
シオエリ・ヴァカラヒ | 6 | FL | 6 | フェトゥカモカモ・ダグラス |
ミッチェル・ブラウン | 7 | FL | 7 | 亀井亮依 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | アセリマシヴォウ |
荒井康植 | 9 | SH | 9 | ニック・フィップス |
田村優 | 10 | SO | 10 | 金井大雪 |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | 尾又寛汰 |
南橋直哉 | 12 | CTB | 12 | クリスチャンラウイ |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | ティムベネット |
ヴィリアメ・タカヤワ | 14 | WTB | 14 | 杉本悠馬 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | レメキロマノラヴァ |
三好優作 | 16 | R | 16 | 佐藤耀 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 瀧澤直 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 菊田圭佑 |
コーバス・ファンダイク | 19 | R | 19 | ルーク・ポーター |
シオネ・ハラシリ | 20 | R | 20 | 大和田立 |
ファフ・デクラーク | 21 | R | 21 | 藤井達哉 |
梶村祐介 | 22 | R | 22 | 松浦康一 |
小倉順平 | 23 | R | 23 | トム・マーシャル |
イーグルス、NECグリーンロケッツ東葛に36-12で勝利し今季初の連勝! 2試合連続で勝ち点5を獲得
ジャパンラグビーリーグワンの第4節、花園近鉄ライナーズ戦での大勝で勝ち点5を獲得し2勝1敗1分け、総勝ち点を11に伸ばした横浜キヤノンイーグルス。「ここからは全勝を目指す」と沢木敬介監督が記者会見で力強く宣言してから1週間、1月21日(土)の第5節はNECグリーンロケッツ東葛(1勝3敗・10位)との対戦となった。
キャプテンのCTB梶村祐介をリザーブに下げ、FLミッチェル・ブラウンをゲームキャプテンに据えるという新たな布陣で臨んだイーグルス。今シーズン開幕戦以来となるニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)での負けられないホストゲームには3,789人のファンが来場した。前節のような爆発的なアタック、そして今季初の連勝への期待感が充満する中、キックオフの時間が訪れた。
■前半
NO.8マフィの連続トライでリードを広げる
イーグルスは前半序盤から早々と持ち前の攻撃力を爆発させる。まずはキックオフ早々の3分、敵陣でのマイボールラインアウトを起点に攻めると、CTBジェシー・クリエルが相手ディフェンスの隙間を突いて大きく前進する。そのオフロードパスを受けたNO.8アマナキ・レレイ・マフィがトライを決め、SO田村優のゴールも成功。イーグルスが7-0と先制する。
さらに直後の5分、イーグルスはFBエスピー・マレーの50:22キックにより敵陣深い位置でラインアウトのチャンスを得ると、得意のモールで前進。そこからボールを持ち出したNO.8マフィがインゴールへ飛び込み、2トライ目をマークして14-0とさらにリードを広げる。
2トライを返されるもマフィの3トライ目でリードして後半へ
ここまでは順調にスコアを重ねたイーグルスだが、その後は度重なるペナルティが影響し自陣でプレーする時間帯が増えていき、16分と28分に相手に連続トライを許し14-12とわずか2点差に迫られる。
それでも前半終了間際の37分、敵陣ゴール前での相手のペナルティからSO田村が素早く仕掛け、ラックからSH荒井康植のパスを受けたNO.8マフィがトライ。前節に続いてのハットトリックを前半のうちに決めて、イーグルスは19-12と7点をリードして試合を折り返す。
■後半
PR岡部崇人&CTB南橋直哉のトライでさらにリードを広げる
前半は相手の反撃を受け接戦に持ち込まれるという歯がゆい展開となっただけに、後半は序盤から突き放していきたいイーグルスは、まず後半12分、敵陣深い位置でのラインアウトからモールで力強く押し込むと、PR岡部崇人がトライ。24-12とリードを広げる。
その後は相手の攻撃が続く我慢の時間帯が続いたものの、NO.8マフィのジャッカルの連発などでピンチをしのぐと、30分にはSO田村のパスを受けた今季初先発のCTB南橋直哉がキレのある突破を見せてトライ。スコアを31-12とする。
SHデクラークの初トライで36-12としたイーグルスが連勝
さらに試合終了間際の40分、イーグルスは敵陣ゴール前でフェーズを重ねると、途中出場のSHファフ・デクラークがインゴールへポールを押し込んで、記念すべきリーグワン初トライを決める。最終スコアを36-12としたイーグルスが今季初の連勝を飾り、3トライ差以上で得られるボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得。総勝ち点を16に伸ばし、第5節全試合終了時点で4位へ浮上した。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチは前節に続きNO.8マフィが選出。2試合連続のハットトリックやジャッカルなどで勝利に大きく貢献し、受賞セレモニーでは会心の笑顔を見せた。
イーグルスは交流戦初戦となる1月28日(土)の第6節、昨季王者で今シーズン唯一全勝中の埼玉パナソニックワイルドナイツと激突する。4強入りに向け真価が問われる一戦で勝利を掴み取るべく、敵地・熊谷ラグビー場へと乗り込む。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
最終的に勝ち点5を取れたのはよかったですが、前半(開始早々に)連続トライを獲ってからの展開に課題が残りました。一喜一憂することなく自分たちのやるべきことを遂行できる強さが必要ですし、その意味ではいいレッスンになりました。チームはノンメンバーからの突き上げ、プレッシャーによって成長しますので、今後もチーム内での競争が激しくなればチーム力は上がっていくと思います。次節は埼玉ワイルドナイツ戦ですが、我々はあくまでチャレンジャーです。今持っている力を100%出せるような準備ができる1週間になればいいと考えています。
■CTB梶村祐介キャプテン
前半、あと1、2トライ獲れていれば仕留め切れるところで相手の流れに合わせてしまった部分がありました。ただ、最終的にはボーナスポイントを獲得できましたし、これまで公式戦に出ていなかった選手が出場したことでチームとしての力がもう一段階上がったと感じています。来週は大きなチャレンジが待っています。埼玉ワイルドナイツには昨季も勝てるところまで行きながら最後に突き放されました。第3節の東京サンゴリアス戦と同じ失敗を繰り返さないためにも、しっかりとチームとして勝ちに行く準備をして臨み、勝ち切りたいと思います。
■加入1年目にして初めてゲームキャプテンを務めたFLミッチェル・ブラウン
イーグルスのゲームキャプテンに指名されたのは自分にとっても家族にとっても誇らしいことでした。私はディフェンスやラックなどのシチュエーションが好きで、そのような場面でフィジカルを前面に押し出せるよう意識しています。その結果、勝ってボーナスポイントを獲れたことはうれしいです。そのためには80分丸々かかると全員が覚悟していましたし、実際にその通りになりましたが、何とか勝ててよかったです。イーグルスに来て自分の粗かった部分も修正でき、成長していると感じていますし、自身過去最高のパフォーマンスができています。
■2試合連続のプレイヤー・オブ・ザ・マッチとハットトリックを決めたNO.8アマナキ・レレイ・マフィ
プレイヤー・オブ・ザ・マッチは周りのメンバーのおかげです。ハットトリックも素晴らしいセットピースといいアタックで全員が前に出た結果であり、自分はインゴールにボールを置くだけでした。チームのみんながいいプレイヤーになっていることで、自分もいいプレイヤーになることができています。自分がトライを獲れなくても他の選手がトライを獲れたらうれしいので、後半はそうなってよかったです。今シーズンはアタックだけではなくディフェンス、ジャッカルにもフォーカスしています。トップ4に入るためにも引き続きチャレンジしていきます。
■今シーズン初先発を果たし1トライを決めるなど活躍したCTB南橋直哉
試合に出る機会が限られていましたが、しっかり準備できたという自信はありましたし、それが今日のパフォーマンスにつながりました。私が日々取り組む姿勢をメンバー外の選手たちに見せることが「自分も公式戦でも活躍できるんだ」というメッセージになりますし、試合に出ている選手にもプレッシャーをかけることができ、チーム内での競争につながっています。今日はタックルで自分の持ち味が出せましたが、私はそんな自分の持ち味を自信に変えながら練習から最善を尽くし、こうして出場機会を得られた時にしっかり成果を出せるように常に取り組んでいます。