MATCH試合
2023.04.09 sun 第14節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2023.04.09 (日) 14:30 |
---|---|
試合会場 | 柏の葉公園総合競技場 |
所在地 | 千葉県 |
天候 | 晴れ/弱風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 5,054人 |
試合記録
横浜E |
GR東葛 |
|||
---|---|---|---|---|
45 | 21 | 前半 | 5 | 17 |
24 | 後半 | 12 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 4 |
3 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
7 | T | 3 |
5 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 山本耕生 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | アッシュ・ディクソン |
杉本達郎 | 3 | PR | 3 | 當眞琢 |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | 山極大貴 |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | ジェイク・ボール |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | カヴァイア・タギヴェタウア |
杉永亮太 | 7 | FL | 7 | 亀井亮依 |
シオネ・ハラシリ | 8 | NO.8 | 8 | アセリ・マシヴォウ |
山菅一史 | 9 | SH | 9 | ニック・フィップス |
田村優 | 10 | SO | 10 | 前田土芽 |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | 児玉健太郎 |
南橋直哉 | 12 | CTB | 12 | クリスチャン・ラウイ |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | マリティノ・ネマニ |
イノケ・ブルア | 14 | WTB | 14 | 杉本悠馬 |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | レメキロマノラヴァ |
川村慎 | 16 | R | 16 | 新井望友 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 瀧澤直 |
津嘉山廉人 | 18 | R | 18 | 上田聖 |
マックス・ダグラス | 19 | R | 19 | 細田佳也 |
シオエリ・ヴァカラヒ | 20 | R | 20 | フェトゥカモカモ・ダグラス |
ファフ・デクラーク | 21 | R | 21 | 藤井達哉 |
田畑凌 | 22 | R | 22 | ティム・ベネット |
小倉順平 | 23 | R | 23 | タンゲレ・ナイヤラボロ |
イーグルス、NECグリーンロケッツ東葛を45-17と圧倒し勝ち点5獲得!4位の座を守る
バイウィーク(休みの週)を挟んでリーグ戦最後の3週間がスタートしたジャパンラグビー リーグワン。4月9日(日)の第14節、前節終了時点で8勝3敗2分け、勝ち点43で4位の横浜キヤノンイーグルスは、同11位のNECグリーンロケッツ東葛と柏の葉公園総合競技場(千葉県)で対戦した。
プレーオフトーナメント進出圏内となる4位以上の座を死守するためにも、3トライ差以上で得られるボーナスポイントを併せた勝ち点5を何としても手にしたいイーグルスは、敵地に駆け付けた数多くのイーグルスファンを含む5,054人の観客を前に勝利を誓い出陣。かつてNECグリーンロケッツに所属していたSO田村優のキックオフで試合開始の瞬間を迎えた。
■前半
HO庭井祐輔の連続トライで序盤からリード
イーグルスは前半序盤から次々とチャンスをものにしていく。
まずは前半7分、敵陣5mラインでのマイボールラインアウトからモールで押し込み、HO庭井祐輔がトライ。SO田村のゴール成功でイーグルスが7-0と先制する。18分にもほぼ同じ位置でのラインアウトから同じくモールでHO庭井が連続トライを決め14-0とする。
LOリアキマタギ・モリのトライでさらにリードを広げる
23分には敵陣22mラインのラインアウトから前進すると、SH山菅一史のパスを受けたLOリアキマタギ・モリが相手ディフェンスの崩れたポイントを突いて一気にインゴールへ駆け込み、トライ。21-0とさらにリードを広げる。
前半終了間際の43分には相手に初トライを許したものの、21-5とリードしたまま試合を折り返す。
■後半
CTBジェシー・クリエルとWTBイノケ・ブルアのトライで3トライ差をキープ
3トライ差から2トライ差となり、ボーナスポイント獲得のためにも再びトライを畳み掛けて相手を突き放したい後半、イーグルスは開始早々の1分に自陣で相手のパスをインターセプトしたCTBジェシー・クリエルが50m以上独走しトライ。28-5とし、再び3トライ差をつける。
11分には相手のトライで28-12とされたものの、15分にはFLコーバス・ファンダイクが相手ディフェンスを突破し大きく前進。最後は右大外でそのラストパスを受けたWTBイノケ・ブルアがトライを決めて、33-12。再び3トライ差となる。
反撃を受けながらもCTB田畑凌の初トライとWTBブルアの2トライ目で相手を圧倒
19分には相手に3トライ目を許し33-17とされたイーグルスだが、36分、ラインアウトからNo.8シオネ・ハラシリが敵陣ゴール前まで迫ると、過去にカップ戦での出場経験はあるもののリーグ戦はキャリア初出場となったCTB田畑凌が追走。最後にボールを持って値千金の初トライを決め、再び3トライ差にする。
さらに試合終了間際の39分にはWTBブルアがとどめとなるトライを決めて、イーグルスが45-17で快勝。ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得し、総勝ち点を48として4位の座を守った。
4月15日(土)の第15節は、勝ち点51でイーグルスを3点上回る3位の東京サンゴリアスと日産スタジアムで激突する。今シーズン最後のホストゲームで昨シーズン準優勝の強豪から勝利を掴み取れば3位浮上となり、プレーオフ進出の可能性が一段と高まる。チーム全員の胸に刻まれている第3節の敵地での敗戦の悔しさを晴らすためにも、是が非でも勝利を掴み取りたい。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
バタついた時間帯もありましたが、最後の残り10分で(2トライを挙げて)勝ち点5を獲得でき、チームとしての成長を感じました。僕たちは先を見ることなく、自分たちが成長できるゲームを一戦一戦重ねながら個としても組織としても成長していく、というマインドセットで臨んでいます。次節の東京サンゴリアス戦に向けていい準備をして、いいチャレンジをしたいと思います。ショートウィークは普段なら「新しいことはせずシンプルにいこう」となりがちですが、僕たちがやることはもう僕の頭の中にありますので、チーム全員でしっかりと準備します。
■LOコリー・ヒル ゲームキャプテン
相手FWは体を張って戦ってくると考えていたので、タフな試合になると覚悟していました。試合序盤にモールからトライを挙げて流れをつかめたことは非常によかったのですが、中盤は若干コントロールを失ってしまった時間帯もありました。それでも勝ち点5を獲れたのはよかったです。今日はゲームキャプテンとして、出場する選手たち1人1人に与えられた役割をやり切らせること、また全員を落ち着かせることが大事だと考えていました。イーグルスには優秀な選手が揃っているので、1人1人が役割を遂行できればチームは勝てると思っています。
■序盤からラインアウトモールからの連続トライでチームを勢いづけたHO庭井祐輔
5ポイント(勝ち点5)が欲しかったので、結果としてはよかったです。(序盤の自身2連続トライは)モールの練習の成果が出ているなと感じまし。前半からそういう強みをどんどん出していきたいと思っていたのですが、チームとしてモールやモール以外の部分でもっとうまくできたのでは、という思いもあります。ラインアウトもミスや軽いアクシデントが影響してうまくいかなかった時間帯もありましたが、立て直すことはできました。ただ、次は東京サンゴリアス戦なので、そういう隙をなくしていくためにも細かいすり合わせをして試合に臨みたいと思っています。
■1トライを挙げてプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたLOリアキマタギ・モリ
最後に5ポイント(勝ち点5)獲れたことはよかったのですが、出だしはうまく行った一方でその後は(各自が)個人技に走ってしまった部分もありました。ですから、個人的にもチームとしても反省点はたくさんあります。プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは正直驚きましたが、チームとしての努力の結果ですし、私自身も常に成長する必要がありますので、決して満足することはありません。私の(前半23分の)トライもあくまでチームで獲ったものです。次節はトップ4のチームのスタンダードを示さなければならないと考えています。
■リーグ戦初出場で3トライ差となる値千金の初トライを決めたCTB田畑凌
15分間ぐらいでしたが、ここまでずっとライザーズ(公式戦のノンメンバー)で積み重ねてきたものを発揮するいい舞台だと思いながら出場しました。スキルを活かすこと、ハードワークすることなど、自分のやりたかったプレーができたと思います。もちろん緊張もありましたが、スタンドのチームメイトから大きな声援をいただいて「みんなのためにやるぞ」と気持ちが高まりました。ピッチに入った時、田村優さんから「おめでとう。楽しんでいこう」という言葉をいただき、楽しもうというマインドでプレーできました。チームとして絶対に3トライ差以上つけてボーナスポイントが欲しいという局面だったので、チャンスの場面ではアグレッシブに行こうというマインドは常に持っていました。トライは(ボールを持ってからインゴールまで)1mぐらいでしたが、いつもの1mよりも遠く感じました。