MATCH試合
2024.02.24 sat 第7節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2024.02.24 (土) 14:05 |
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試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京都 |
天候 | 晴れ/微風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 13,581人 |
試合記録
横浜E |
BL東京 |
|||
---|---|---|---|---|
7 | 0 | 前半 | 15 | 27 |
7 | 後半 | 12 |
前半 | 後半 |
---|---|
0 | 1 |
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
1 | T | 4 |
1 | G | 2 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 2 |
1 | 1 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 眞壁照男 |
中村駿太 | 2 | HO | 2 | 原田衛 |
祝原涼介 | 3 | PR | 3 | 小鍜治悠太 |
マックス・ダグラス | 4 | LO | 4 | ワーナー・ディアンズ |
マシュー・フィリップ | 5 | LO | 5 | ジェイコブ・ピアス |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | シャノン・フリゼル |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 佐々木剛 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | リーチマイケル |
山菅一史 | 9 | SH | 9 | 杉山優平 |
田村優 | 10 | SO | 10 | リッチー・モウンガ |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | 濱田将暉 |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | ニコラス・マクカラン |
エスピー・マレー | 13 | CTB | 13 | ロブ・トンプソン |
ヴィリアメ・タカヤワ | 14 | WTB | 14 | 桑山淳生 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | 松永拓朗 |
庭井祐輔 | 16 | R | 16 | 橋本大吾 |
安昌豪 | 17 | R | 17 | 三上正貴 |
杉本達郎 | 18 | R | 18 | タウファ・ラトゥ |
リアキマタギ・モリ | 19 | R | 19 | アニセサムエラ |
シオネ・ハラシリ | 20 | R | 20 | 伊藤鐘平 |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 高橋昴平 |
ローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグ | 22 | R | 22 | マイケル・コリンズ |
イノケ・ブルア | 23 | R | 23 | 森勇登 |
イーグルス、全勝中の東芝ブレイブルーパス東京から1トライを挙げるも7-27で敗れ順位を落とす
「ジャパンラグビー リーグワン」ディビジョン1は約1カ月ぶりのシーズン再開となった。 2月24日(土)、交流戦2戦目にあたる第7節を迎えた横浜キヤノンイーグルスは、今季6戦全勝中で2位の東芝ブレイブルーパス東京と対戦した。
前節終了時点で4位と追う立場のイーグルスとしては、プレーオフ進出を手にできる上位4枠の座を守る意味でも負けられない一戦。 東京・秩父宮ラグビー場には13,581人の観客が詰めかけ、注目の上位チーム対決に終始声援を送り続けた。
■前半
相手に先制トライを許し反撃を試みるもチャンスを広げられず
前半、先制を目指したイーグルスだったが、4分にいきなり相手にトライを決められ0-7と先制される。 イーグルスもWTBヴィリアメ・タカヤワのランやこの試合が復帰戦となったCTBエスピー・マレーのキックなどチャンスを広げようとするも、得点につなげることができないまま徐々に主導権を失っていく。
WTBタカヤワの攻守が光るも追加点を許し0-15で前半終了
すると16分には相手に2トライ目を許し、スコアは0-12に。 27分にはWTBタカヤワがタックルで相手のトライを防ぐ好守を見せたが、30分には相手にPGを追加され、0-15とさらにリードを広げられて試合を折り返す。
■後半
さらに2本のトライを許しスコアは0-27に
巻き返しを図りたいイーグルスだったが、後半開始早々の5分にNO.8アマナキ・レレイ・マフィが危険なタックルでシンビン(10分間の一時的退出)となり数的不利に陥る。 直後の8分にはWTB竹澤正祥のキックとランで敵陣深い位置まで前進するもオブストラクションのペナルティとなりトライチャンスを逸する。
15分にも敵陣でフェーズを重ねたものの得点には至らず、差を詰められない時間帯が続いたイーグルスは、19分にSH山菅一史のキックを相手にチャージされ独走トライを許し、0-22と再びリードを広げられる。 試合終盤の33分にも相手に4トライ目を許し0-27とさらに突き放されるが、イーグルスは最後までトライへの執念を燃やし続け、最後にようやくチャンスが巡ってくる。
新加入のCTBファンレンズバーグがラストプレーでトライ
ラストプレーとなった42分、敵陣でのラインアウトを起点にフェーズを重ねNO.8シオネ・ハラシリの力強いランなどで相手ゴール前まで迫ると、SO田村優のパスを受けたCTBローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグが持ち前の鋭いランでトライ。 来日して間もない元南アフリカ代表が自らイーグルスデビューを祝う。
そしてSO田村のゴール成功と同時にノーサイドのホイッスル。 イーグルスは最後に素晴らしいアタックを見せたものの7-27で敗れ2連敗、今季3敗目(4勝)を喫し、順位は4位から7位まで後退した。
3月1日(金)の第8節は12位の三重ホンダヒートと激突する。 2節連続での秩父宮ラグビー場、今季初のナイトゲームで、次こそイーグルスらしさを取り戻し再浮上を目指す。
<監督・選手インタビュー>
■沢木敬介監督
チームとして本当にいい準備ができていたのですが、このようなレベルの試合をしてしまったことに全員がっかりしています。 準備してきたことがひとつもできないほどバラバラで、勝てないチームの雰囲気が漂っていました。 今日はみんな力が入り過ぎていたと思いますが、そこも含めて自分でコントロールしなければなりません。 シーズンはまだ続きます。 ここからどのように改善していくかが大事になりますので、まずは各自のパフォーマンスを出すためのフィジカルやメンタルを整えること、そして今日の経験を生かして修正する必要があります。
■梶村祐介キャプテン
個人としてもチームとしても今日のゲームに向けていい準備ができていたので、もっと(競った試合が)できると思っていました。 しかし特にフィジカル面でやられてしまい、イーグルスのやりたいことができませんでした。 まずはこの結果を受け止めます。 このチームにはもっと力があるはずですがそれを発揮できていない状態だと感じていますので、発揮するための準備をしていきたいです。 もちろん毎週(違った)チームのプランがありますが、その遂行を支えるのは個人の準備です。 いい準備のためにも前を向き、ポジティブに前進していきます。
■フィジカルの強い相手に果敢に立ち向かい続けたFL嶋田直人
ブレイブルーパスのやりたいことをやられてしまった試合でした。 ブレイクダウンやセットプレーでプレッシャーをかけられ、イーグルスの持ち味を消されたと感じています。 相手は個々のタックルが強く、ジャッカルが上手い選手もいますので、その点は意識していました。 チームとしていい準備ができ自信もあったのですが、前半序盤で先制パンチを受けてしまい少しずつチームの雰囲気が悪くなっていきました。 次は(試合間隔の短い)ショートウィークですが、この結果を真摯に受け止めて前に進み、チームとして悪かったところを(短期間で)修正して臨みたいと思います。
■復帰戦で13番として先発したCTBエスピー・マレー
戦列に復帰できてよかったです。 ブレイブルーパスは最近いい試合をしているチームなので、今日の試合は非常にタフでした。 フラストレーションが溜まるもどかしい試合内容でしたが、このチャレンジを楽しみました。 また次の試合に向けて積み上げていきたいですし、私自身もポジティブに貢献していきたいと考えています。 13番(アウトサイドCTB)はスーパーラグビーでやってきたポジションで、初めての経験ではありません。 コンタクトは好きなので、今後も(このポジションで出場する)チャンスがもらえるように成長していきたいです。 次こそは自分たちのラグビーをやり遂げたいと思います。
■来日早々初出場初トライを決めたCTBローハン・ヤンセ・ファンレンズバーグ
イーグルスの一員として出場できて光栄です。 チームには本当に良くしてもらっているので、今日はエネルギッシュにプレーしようと考えていました。 出場する前は(ベンチから)どこにチャンスがあるのか探していました。 (最後のトライについて)SOの優(田村優)と連係できるのは自分にとってすごくいい経験になっていて、しっかり走り込んで決め切ることができました。 他のチャンスは活かすことができませんでしたが、それもまたラグビーです。 結果が出なかったことは本当に残念ですが、ここから学んだことをしっかり活かし金曜日(3月1日)の三重ホンダヒート戦では結果を出したいと思います。