MATCH試合

2026.03.01 sun 第10節

2026.3.1
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
10
FULL
TIME
28
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
横浜E
第10節 クラサスドーム大分
第10節 クラド
S東京ベイ

ハイライト

試合概要

キックオフ日時2026.03.01 (日) 12:10
試合会場クラサスドーム大分
所在地大分県
天候晴れ/微風
ピッチ状態良い
入場者数5,247人
プレイヤーオブザマッチS東京ベイ(10) バーナード・フォーリー

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
S東京ベイ
10 0 前半 21 28
10 後半 7
前半 後半
0 2
0 0
0 0
0 0
0 0
2 T 4
0 G 4
0 PT 0
0 PG 0
0 DG 0
前半 後半
3 1
3 1
0 0
0 0
0 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
シオエリ・ヴァカラヒ 1 PR 1 紙森 陽太
中村駿太 2 HO 2 福田 陸人
杉本達郎 3 PR 3 オペティ ・ヘル
コルマック・ダリー 4 LO 4 メルヴェ ・オリヴィエ
サム・ケアード 5 LO 5 デーヴィッド ・ブルブリング
秋山大地 6 FL 6 タイラー ・ポール
ビリー・ハーモン 7 FL 7 末永 健雄
シオネ・ハラシリ 8 NO.8 8 マキシ ファウルア
天野寿紀 9 SH 9 谷口 和洋
田村優 10 SO 10 バーナード ・フォーリー
ヴィリアメ・タカヤワ 11 WTB 11 木田 晴斗
梶村祐介 12 CTB 12 廣瀬 雄也
ジェシー・クリエル 13 CTB 13 リカス ・プレトリアス
松井千士 14 WTB 14 根塚 洸雅
小倉順平 15 FB 15 押川 敦治
庭井祐輔 16 R 16 大熊 克哉
岡部崇人 17 R 17 加藤 一希
松岡将大 18 R 18 井ジー・ソード
ランダル・ベイカー 19 R 19 青木 祐樹
古川聖人 20 R 20 アキラ ・イエレミア
土永旭 21 R 21 ブリン ・ホール
田畑凌 22 R 22 山田 響
ブレンダン・オーウェン 23 R 23 ハラトア ・ヴァイレア

イーグルス、首位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイに反撃するも10-28と及ばず3連敗

全18節のリーグ戦の折り返しを迎えたジャパンラグビー リーグワン2025-26。横浜キヤノンイーグルスにとってその後半戦のスタートとなった3月1日(日)の第10節は、今シーズン初のセカンダリーホストエリア、大分県・クラサスドーム大分が戦いの舞台となった。

前節終了時点で12位と他チームの後塵を拝するイーグルスは、同首位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイを大分に迎えて今シーズン2勝目を目指した。5,247人の観客の多くを占めたイーグルスサポーターは、最後まで多くの声援や拍手でその背中を押し続けた。

■前半

相手の3連続トライで0-21とリードを許す

前半、キックオフから積極的に仕掛けて先制を目指したイーグルスだったが、ミスやペナルティが重なり思うようなラグビーを展開できない。

それにより相手のアタックを受けてしまい、4分、19分、26分と相手に3連続トライを許す(0-21)。

FB小倉順平やWTB松井千士らの交代で反撃を試みる

イーグルスもWTBヴィリアメ・タカヤワのビッグゲインなど随所でチャンスを作りながらなかなか機会を生かせず、フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。

前半終盤には、体調が万全ではなかったFB小倉順平や負傷したWTB松井千士らを早いタイミングで交代させ、先発SHの天野寿紀が急遽WTBに入るなどの対応をしたものの、即座の反撃には至らず、21点ビハインドを縮められないまま最初の40分間を戦い終える。

■後半

CTBジェシー・クリエル キャプテンの激走トライで5点を返す

しかし後半に入ると一転、イーグルスは練習から磨きをかけてきたアタックがようやく開花し始める。まずは13分、自陣でのマイボールスクラムを起点に仕掛けると、自陣10mライン手前でパスを受けたCTBジェシー・クリエル キャプテンが約60mの距離を激走し、追いすがる相手を振り切ってトライゾーン左隅にトライ。

SO田村優のゴールは不成功に終わるが、逆転を目指すチームにモメンタムをもたらすアタックで5-21として、ようやく反撃ののろしを上げる。

HO庭井祐輔のモールからのトライで5点追加も逆転には至らず

さらに17分、敵陣ゴール前の5mラインでのマイボールラインアウトからモールを組んだイーグルスは、強力FWを擁する相手を一気に押し込み途中出場のHO庭井祐輔がトライ。10-21と、さらに点差を縮める。

その後も終盤にかけてさらなる追撃を目指したものの決定的なチャンスを作ることができず、フルタイムが迫った後半38分に相手に追加トライを決められて10-28に。これが最終スコアとなった。イーグルスは勝ち点を上乗せできずに試合を終え、大分での今シーズン初勝利は第15節に持ち越された。

第7節の今シーズン初勝利から約1か月。その1勝の後は3連敗を喫するなど苦しい時期が続いているが、首位チームに対する2トライをはじめとする後半の反撃とディフェンスは残りのシーズンに向けて好材料となりそうだ。

イーグルスはバイウィークを挟んで3月14日(土)の第11節、9位(第10節終了時点)の三重ホンダヒートと敵地・栃木のホンダヒート・グリーンスタジアムで激突する。大分の地であらわになった課題と手応えを次こそ生かして、結果につなげたい。

<ヘッドコーチ・選手インタビュー>

■レオン・マクドナルド ヘッドコーチ

相手の強力なFWバックに挑み、こちらも(相手に負けない)フィジカルの強さを押し出して自分たちらしくボールを動かすラグビーをしたい、と考えていました。その結果、FWは相手を上回る勢いの今シーズンのベストパフォーマンスを見せてくれました。早い段階でリードを許してしまい逆転が難しくなりましたが、イーグルスの強みを出すことができた時間帯は自分たちが危険なチームであると証明できたと思います。それを(限られた時間ではなく)80分に延ばす必要があり、実現できれば自信を持って勝てるチームになるはずです。


■ジェシー・クリエル キャプテン

勝つ自信をつけて試合に臨みましたが、私も含め複数のエラーがあり、それによって相手からのプレッシャーを受ける形になりました。強い相手にそのようなパフォーマンスをしてしまうと、気づけば自陣22mライン内でディフェンスしているような状況に陥ります。ただ、毎節このような試合から多くのことを学んでいます。全員が強い信念を持って我々のラグビーを信じていますので、次は結果で示したいです。大分での応援はいつも素晴らしく、サポーターの皆様には感謝しかありません。その声援にふさわしいラグビーをお見せします。


■前半21分から途中出場し後半の反撃に向けてその礎を作ったPR岡部崇人

今までの試合のなかでよくできていなかったことを中心に1週間取り組んできて、自分自身もそこにフォーカスしていたので(やるべきことが)クリアになっていました。特にセットプレーとハードワークすることが今日の自分自身の目標で、それを意識して試合に入れました。スクラムは課題も出ましたが、久しぶりにいい感触を掴めたとも思っています。イーグルスらしさを取り戻すために1週間練習し、ボールを動かして相手よりも走るラグビーを目指した結果、相手が疲れてきた後半に自分たちのラグビーができるようになったと思っています。


■前節の戦列復帰から高いパフォーマンスでチームに勢いをもたらしているFLビリー・ハーモン

前半、簡単にトライを獲られてしまったことは大いに反省すべきですが、全体的にはいいファイトができました。もちろんミスはあったもののチャンスも作ることができ、またこれから練習していく意欲が沸いてきます。特に後半は(反撃に向けて)いいイメージを持って臨むことができました。個人的にも(ターンオーバーからビッグゲインを見せるなど)コンディションは上がっており、とてもいい状態です。もちろん選手たちの間では「80分ファイトし続けよう」という共通認識がありましたので、次こそそれをできるように取り組んでいきます。


■今季初先発を果たし試合途中からはWTBに入るなど緊急事態にも対応したSH天野寿紀

リザーブの場合は(試合の)流れを見ながらその時々の状況に対応していく必要があるのですが、先発は(その試合の)ゲームプランを遂行する必要があり、今日はそれをしようと意識していました。(具体的には)早く外側にボールを動かすことや、ここ最近多かった失点を防ぐためのフォワードとのコミュニケーションとディフェンスに重きを置いていました。(SHだけでなくWTBとしても見せた)タックル一つをとっても、今は僕たちの意志を見せるプレーが大事です。負けたとしてもイーグルスのスピリットを見せなければならないと考えています。