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選手インタビュー

2013年4月26日 | 2013年 新加入選手紹介 〜 第二部 外国人選手編 vol.2 オマール・スライマンケル

『日本人の選手たちと仲良くなって、彼らと一緒に頑張る』


オマール・スライマンケル選手

――調子はどうですか

3月に来日して以来、とてもいい時間を過ごしています。日本は自分の育った文化や道徳と非常に似ているので、とても快適だと思います。

――ラグビーについて

高校(Auckland Grammar School)までは日本と同じラグビーをしていましたが、2010年にラグビーリーグ(オフェンス側のプレーヤーに対するタックルが6回成立すると攻守交代となる13人制のラグビー)に転向し、プロとしてプレーしていました。その時も尊敬する偉大な選手たちと一緒にプレーする事を経験しましたが、キヤノンでもアイス(アイザイア・トエアバ)やアダム・トムソンと一緒に練習できるのは本当に楽しみです。彼らのプレーを見て育ったので、同じチームでプレーできるのは嬉しいですね。

――日本人選手とは

素晴らしい選手が多いので驚いています。例えばバンチョー(田井中選手)は、僕がこれまで見た中で一番凄いキックをします。他にも非常に高いレベルのスキルを持った選手がたくさんいて、見ているだけでも楽しいです。そんな選手たちと一緒にラグビーができるのは本当に素晴らしいと思っています。

先ほども言いましたが、アイスやアダムなど子供の頃から尊敬する選手とプレーできる事はとても嬉しいのですが、やはり日本に来たからには日本人の選手たちと仲良くなって、彼らと一緒に頑張る事が一番だと思っています。

今年21歳になります。チームで一番若く、チームの誰もが自分より長くラグビーをしているわけなので、チームメイトからラグビーを学ぶ事も楽しみにしています。

オマール・スライマンケル選手

――昨年までプロのラグビーリーグ選手だったのに、なぜ日本でプレーすることに

昨年の段階ではニュージーランド、オーストラリア両国のラグビー、ラグビーリーグのチームでプレーする選択肢がありました。その時にアンディ(フレンド ヘッドコーチ)に会い、日本でプレーする話をもらいました。

2012年8月に3日間日本に滞在し、キヤノンスポーツパークを見学し、また選手たちにも会って話をたくさん聞きました。その時点で現地での試合が残っていたのでニュージーランドに戻ったのですが、新しい環境でプレーするという「挑戦」にとても興味を持ち、キヤノンに来ることを決断しました。

――キヤノンの練習にはもう慣れた

来日してからのトレーニングは、これまでに経験したことのない最高にきついものでした。でもこのままフィットネスを身に着けていけば、優れた選手になれると思います。ベストを尽くして、これからの日本での時間を自分が成長できる素晴らしい機会にしたいと思っています。

またキヤノンでの練習を始めるまでの3か月ほどは、トレーニングを殆どできていなかったので、最初の頃は本当に疲れました。月曜日の短距離中心のスピードトレーニングは得意なので好きですが、長い距離を走る練習はまだきついですね。終わった時は最高ですが、始まる前はもう悪夢を見ている気分です。(笑)

日本のラグビーは多分世界で一番スピードを要求されるラグビーでしょう。ニュージーランドのラグビーは大きな体をぶつけ合うラグビーですが、日本でいいシーズンを送るにはどうしても走る能力が求められます。とにかくしっかり走り込んで、一番好きなフルバックをプレーできるように頑張ります。

オマール・スライマンケル選手

――キヤノンは今年のトップリーグでさらに上を目指している

昨年、もう少しで勝てる試合が多かったのは知っています。でも今のようなハードな練習を続けていけば、今年は去年よりいい成績が残せると確信しています。

日本人選手はもちろん、外国人選手も懸命にトレーニングを積んでいますが、家族のようにチームがひとつにまとまることが大切です。私はまだ日本語が話せないので、英語で日本人選手とたくさん話して、コミュニケーションを取ることを始めています。もちろんまだ通じ合わない部分はありますが、試合ではどうしてもお互いに理解することが必要になるので、話をする機会をたくさん作るようにしています。

――仲がいいのは

外国人選手も日本人選手も、家族と離れてここに集まっています。だからここが自分たちの家であり、スタッフ、選手全員が家族だと思っています。その中で同じアジア出身で年齢の近いティム(ベネット)とはいつも一緒で、時々出掛けて食事をしたりしています。

――ではサポーターの皆さんへメッセージを

サポーターの皆さん、3月に日本に来て、素晴らしいチームで非常に充実した毎日を送っています。皆さんと私たちがお互いに敬愛し、サポートし合っていきたいと思っています。いい試合をお見せできるように厳しいトレーニングを続けていきますので、是非試合を観に来てください。皆さんにお目にかかれる日を心から楽しみにしています。

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