2013年7月19日 | 2013-2014シーズンにかける意気込み SO カラム・ブルース
いよいよ今季の公式戦1stステージのスケジュール公開されました。
イーグルスサポーターの皆様に、今季にかける選手たちの熱い想いをお伝えするために、
8/31(土)公式戦前までに選手全員のコメントをお届けします。
公式戦1stステージスケジュール
カラム・ブルース選手
毎試合ベストの状態で最高の試合をして、いいシーズンにしたい
――4シーズン目を迎えて
選手やマネジメントスタッフといい関係を持ちながら、キヤノンのいい雰囲気を楽しむことができています。過去の3シーズンにキヤノンは確実に成長して、去年はトップリーグでいい試合をすることができました。また個人的には今年男の子が生まれ、家族を持つことで日本での生活の範囲も広がっています。そんなすべてをエンジョイしています。
――昨年トップリーグでプレーして
新しいチャレンジングなシーズンでした。トップリーグチームのレベルは非常に高く、サントリーを始めとするビッグチームとの対戦でも、勝つことはできませんでしたが、自分を始めキヤノンの選手たちは持っている力を精一杯出すことができました。
また自分たちが相対する外国人選手も、ジョージ・スミス、フーリー・デュプレア(ともにサントリー)、ジャック・フーリー(神戸製鋼)などに代表される国際レベルの選手がいて、そういう意味でも非常にチャレンジングなシーズンでした。今から今年のリーグ戦を楽しみにしています。
――トップリーグで上位に行くために
昨シーズンの試合を思い出すと、「もうちょっと攻められれば」「しっかりタックルしていれば」「あそこでトライをさせなければ」と悔やまれるシーンがたくさんありました。そういった経験を練習に反映して、今年はそれらを試合で実行できるようにならなければなりません。
そのために、まず練習での激しさを高めています。設定する状況の激しさを高めることで、その状況で必要な高いレベルの意思決定ができることを追及しています。こういったトレーニングを続けて、試合でも厳しい状況でこそいい意思決定ができるようになることを目指しています。
より高いレベルのラグビーを経験して能力を高めることを4月から行っていますが、これまでに行った練習試合でもその成果は出てきていると思います。まだやることはたくさんありますが、8月31日の開幕戦に向けて、今の調子でいけばさらにチームは成長して、去年よりいい試合ができると確信しています。
――自分のポジション
4年目のシーズンで、自分がチームをリードしていく立場にあることは理解しています。特にスタンドオフというポジションの選手は、各プレーヤーが最適な意思決定をその都度できるようにリードしていくことが大切です。そういう意味でも今シーズンはさらにいい感じで取り組めています。日本人選手とのコミュニケーションが良くなってきているものその理由のひとつで、自分がやりたいシステムが以前と比べてうまくできるようになっています。
コミュニケーションをより良くするために、選手同士の努力ももちろんですが、ヨージ(永友 洋司監督)が色々な方法でプッシュしていることからも顕著な効果が出ています。外国人選手たちもキヤノンジャージーを着ることに喜びを感じながら、日本人選手と同じようにプライドを持って自分自身を表現できているので、とても良い状況にあると思います。
――公式戦に向けて
8月31日の開幕戦に向けて準備を進めていきます。去年、リーグ戦初戦に勝つことができて、それが自信に繋がって後の試合にいい影響を与えたことは間違いありません。それが再現できるようにしっかりやっていきたいと思っています。でも2戦以降も大切な試合が続くので、初戦の結果に関わらず、毎試合ベストの状態で最高の試合をして、いいシーズンにしたいですね。
――ファンの皆さんへ
グランドに入った時、スタンドを赤く染めたキヤノンファンがいてくれると情熱がみなぎってきて、キヤノンのジャージを着てプレーできることに誇りを感じます。是非試合会場に来て応援をしてください。ファンの皆さんは同じチームのメンバーでありファミリーだと思っています。一緒に戦いましょう。私も精一杯頑張ります。今シーズンもよろしくお願いします。