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選手インタビュー

2014年4月9日 | 速報! 2014-2015シーズン 新加入選手インタビュー No.8菊谷 崇(きくたに たかし)

「日本のNo.8」として今年もジャパンを牽引する菊谷 崇選手(34歳)が、イーグルスの選手としてキヤノンスポーツパークについに登場した。イングランド修業を終え一段と逞しくなった菊谷選手に、今シーズンの自分を語ってもらった。

レギュラーを取って自分のあるべき姿を目指す


菊谷 崇選手

「キヤノンにしっかり根を生やしたい」
新しい環境に入ることにすごく興奮しています。もうすぐ(日本)代表の合宿が始まりますが、「できればここ(キヤノンスポーツパーク)にいたいな」と言う気持ちです。今までは仕事とラグビーを両立してきましたが、キヤノンに移籍して新しい道を歩き出すので、時間の使い方を含め自分の新しいラグビー人生を切り拓いていきたいと思っています。そういう意味でもここにしっかり根を生やしたいという気分ですね。

代表に行けばもちろんチャレンジが続く厳しい世界ですが、ここで自分を高めたい気分です。一昨日(4月2日)からキヤノンのウェアを着て練習を始めましたが、環境は日本一だと思います。数か月前にトヨタを去ってイングランドに渡り、サラセンズでの留学を終えました。新しいチームで新しい人に会うという意味ではキヤノンで同じことをもう一度やるわけですが、英語じゃないのが凄くいいですね。(笑)

これまで代表と両立できる環境を与えてくれたトヨタ自動車には本当にお世話になりました。トヨタで12年間プレーして、チームを変えるということは簡単でないことを理解しています。キヤノンのスタッフの皆さんとは短期間に話をする機会を設けていただき、快く迎えていただいたことに選手として心から感謝しています。これから選手たちとの接点を増やしていくのが楽しみです。

自分の役割について
背中を見せて引っ張るタイプもいれば、トークでみんなを黙らせるくらいの発言力の高い人もいます。それぞれのチームカラーがあるのでチームの出来上がり方は様々ですが、その点について言うとキヤノンは良くできていると思います。リーダーに対して僕ができることは、ゲームのコントロールや気持ちの持って行き方などを自分の経験から伝えていくことだと思っています。

まずは練習を楽しむ、ラグビーを楽しむということが根本にあって、その上で練習では常に100%で自分のプレーをすることが大切です。試合に対して自分たちの練習があるわけなので、そのイメージを高いところに持っていくことで練習のレベルも上がります。その中でいかにいいコミュニケーションが取れるか、その中でどう自分たちの時間を作っていくか、そういうところで自分の経験値を活かしてみんなにフィードバックしていきたいと思っています。


菊谷 崇選手

「キヤノンが上がってきたときは嫌だなと思いました」
キヤノンがトップリーグ最初の年(2012-2013シーズン)の2試合目に東芝と僅差の試合をしたのを聞いて「嫌なチームが上がってきたな」と思っていました。今年3年目ですが、もうそんなことを意識する必要はなく、「自分たちは強いんだ」と思っていいチームだと思います。去年のチャンピオンチームのパナソニックに勝ったのはキヤノンだけでしょ。言うことないじゃないですか。だからみんなが今までやってきたことを信じることが大事だと思います。

その年のキヤノンとの試合は、自分としてはもっと楽に勝てると思っていたんですが、一発のサインプレーやゴール前でラックを飛び越えてトライをしたり、もちろん練習の成果だと思いますが、そういうことがなかなか試合でできなくて上位に上がれないチームが多い中でそういうプレーができるんだから、もう「メンバーが若い」とか「3年目だから」なんて考える必要はないと思いますね。

キヤノンに移籍することをトップリーグの仲間に話した時も、「そっちに行っちゃうんだ」って言われましたよ。そのくらい他のチームも意識しているということです。だから本当に自信を持っていいチームだと思います。

「勝つ文化」は強い気持ちを持ち続けること
「勝つ文化」というのは1年くらいで何かできるというものではないと思いますが、接戦を落とすことに悲観せず、その試合を振り返って次の試合にどれだけ自分たちがアクションを起こせるか、そこがポイントだと思います。もう一つは「自分たちは絶対に勝つんだ」という強い気持ちを80分間、最後まで持ち続けることを忘れないことだと思います。これを繰り返すことで「勝つ文化」が生まれてくると考えています。


今シーズンの目標
とにかくレギュラーを取って自分のあるべき姿を目指したいですね。それを達成してもっと強いチームにしていきたいと思っています。

サラセンズ留学の3か月はプロ生活の第一歩でフルタイムでラグビーに取組めるということ、プレミヤリーグのラグビーチームに入るという刺激、そして日本語の通じないところで暮らしていくという難しさ、これはチャレンジでしたね。

英語は2005年にニュージーランドに留学して、その時に向こうの語学学校に通いましたが、あまり勉強をしないで過ごしてきたわりにサラセンズのメンバーとは朝の挨拶や一言が結構うまくできたんですね。そうしたら「こいつ英語うまいじゃないか」と思われて、以来は手加減無しの英語で話しかけられて、困惑しながらの毎日でした。(笑)

サラセンズにはイングランド代表選手や代表を狙う選手がたくさんいますが、日本がそこに追いつけないと言う気はしませんでした。でも個人の意識の違いは感じますね。元代表、現代表で15人組めるようなチームで、ちょっとスィッチが入るととてつもないファイトが続出して、「こういうのいいなあ」と思っていました。そんなメンバーの中に顔面血まみれになって突っ込みまくる男気に溢れたプレーをする凄いフランカーの選手に惚れ込み、毎試合ラストゲームだと思って戦える情熱のある人でした。そんなプレーを自分も目指していきたいと思っています。


菊谷 崇選手

最後にキヤノンサポーターの皆さんへ
自分のラグビーの集大成として、キヤノンでもう一花咲かせたいと思っています。まずはキヤノンのジャージを着て試合に出ること、そして僕がボールを持って走っている、タックルしている姿を見せるのが今まで応援してくれてきた皆さん、そしてサポーターの皆さんへの一番の恩返しになると思っています。あとは試合に勝って、チームのみんなといいお酒を飲めるような一年にしたいと思います。キヤノンの菊谷をこれからもよろしくお願いします。

JRFU(財団法人日本ラグビーフットボール協会)
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