MATCH試合
2014.08.30 sat 8月30日(土)

イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2014.08.30 (土) 19:00 |
---|---|
試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京 |
試合記録
横浜E |
リコー |
|||
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33 | 26 | 前半 | 16 | 21 |
7 | 後半 | 5 |
前半 | 後半 |
---|---|
4 | 1 |
3 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
5 | T | 2 |
4 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 3 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
1 | 0 |
0 | 0 |
3 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
菅原崇聖 | 1 | PR | 1 | 藤原丈宏 |
山本貢 | 2 | HO | 2 | 森雄基 |
城彰(FWリーダー) | 3 | PR | 3 | 大川創太郎 |
日高駿 | 4 | LO | 4 | 馬渕武史 |
宇佐美和彦 | 5 | LO | 5 | ロトアヘア・ポヒヴァ大和 |
アダム・トムソン | 6 | FL | 6 | マイケル・ブロードハースト |
竹山浩史 | 7 | FL | 7 | 武者大輔 |
菊谷崇 | 8 | NO.8 | 8 | マウ・ジョシュア |
福居武 | 9 | SH | 9 | 山本昌太 |
カラム・ブルース | 10 | SO | 10 | コリン・ボーク |
原田季郎 | 11 | WTB | 11 | 小松大祐 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 小浜和己 |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | 山藤史也 |
和田拓(キャプテン) | 14 | WTB | 14 | 渡邊昌紀 |
橋野皓介(BKリーダー) | 15 | FB | 15 | ピータース・ダニエル |
金子大介 | 16 | R | 16 | 滝澤佳之 |
宍戸要介 | 17 | R | 17 | 高橋英明 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 松本友介 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | 柳川大樹 |
カール・ロウ | 20 | R | 20 | タマティ・エリソン |
髙城良太 | 21 | R | 21 | 中村正寿 |
マイケル・ボンド | 22 | R | 22 | 徳永亮 |
藤近紘二郎 | 23 | R | 23 | 星野将利 |


待ちに待った日の到来!
大応援団の後押しも手伝い、好敵手リコーに初勝利!

トップリーグ1stステージ第2戦は、これまでキヤノンにとって公式戦で勝利のないリコーブラックラムズ(以下リコー)との戦い。この試合開始直前には赤の武田信玄、黒の上杉謙信と川中島の合戦をモチーフにした演出を実施し、試合前から会場は盛り上がりを見せた。両チーム合わせて10,000人を超える大観衆の声援が渦巻く中で、何としても勝ち名乗りを上げたい試合だ。
涼しい風が心地よいこの日の秩父宮ラグビー場。2本のPGで先制したのはリコーだった。しかし今シーズン初出場となるトムソンが3本、そして橋野が1本と計4本のトライを奪ったキヤノンが26-16として前半を折り返した。後半はベネットのトライでキヤノンが点差を広げた。それに対しリコーも強烈なアタックで逆転を図ったが、我慢のディフェンスとアタックを続けたキヤノンが33-21でリコー戦初勝利を手にした。
前半
再逆転で10点差のリード
「点を入れられた理由が分かっていたので。」(FB橋野選手)「コミュニケーションを取ってアタックを続ければ必ず逆転できると信じていた。」(PR城選手)二人のリーダーが証言する通り、リードを与えながらもキヤノンに焦りはなかった。フォワードが中心となって前に出るアタックが功を奏し、トムソンの3本が生まれた。さらに橋野のトライは「ティム(ベネット)と三友さんが臨機応変にやった末のプレー。」(橋野選手)と、絶好調の応援にも後押しされキヤノンが逆転しリードを10点として、いい流れで前半を終えた。
後半
我慢のディフェンスで勝利を手繰り寄せる
前半のいい流れのまま、キヤノンのアタッキングラグビーはかげりを見せない。後半開始からアタックを続けたキヤノンが、トムソンの好アシストからベネットのきわどい(TMO判定*)トライで点差を広げた。(33-16)「非常にきわどいタイミングでしたが自信はありました。」(CTBベネット選手)
しかしリコーも意地を見せ、強烈なアタックでキヤノンゴールを再三脅かした。「ノーペナルティで相手がミスするまでディフェンスで我慢しようと言っていたことが最後までやり切れました。この勝利で勇気を持って次のサントリー戦にチャレンジできます。」(SH福居選手)リコーの連続攻撃に対しても失点をトライ1本に食い止めたキヤノン。「自信になった。」(城選手)大事な試合でアタッキングラグビーと我慢のディフェンス、そして熱い応援が融合し、3回目にしてようやくリコーに勝利できた歴史的な一戦だった。
- *TMO(テレビマッチオフィシャル)判定:きわどいトライシーンなどにおいて、ビデオ判定を担当する審判員が判定すること。すでに導入している他のスポーツもあるが、今シーズンからラグビートップリーグにも導入された。
コメント

【アダム・トムソン選手】
「リコーとのビッグゲーム、また自分にとって今シーズン最初の試合ということで特別な気持ちで試合に臨みました。(前半3トライしたことについて)選手みんなの努力の結果です。試合に勝ったことが何より重要で、これまでの厳しいトレーニングの結果を出せたことに非常に満足しています。チームが1つになって、リコーの激しいアタックにもいいディフェンスができました。今日の勝利で選手たちは完全に目を覚ましました。来週のサントリー戦も一泡吹かせるつもりです。」

【橋野皓介選手】
「会社の皆さんの期待が大きかったので、ようやく勝てて本当に嬉しいです。(マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた理由について)大きなミスもなく、いいプレーもあったからだと思います。前半はギリギリでしたがトライもできて良かったです。来週アジアセブンズに行くので出場できず残念なのですが、この勢いで次のサントリー戦も勝ち点を取りたいですね。セブンズではコアチームとして「絶対に優勝を持ち帰る」、という気持ちで頑張ってきます。」
これでトップリーグ1stステージは1勝1敗。勝ち点は6。この結果、現時点でプールBの順位は3位となっています。
次の試合は9月5日(金)、秩父宮ラグビー場でサントリーサンゴリアスと対戦します。(19時30分KO)
会場へ足をお運びいただき、熱い応援を宜しくお願いいたします。
インタビュー
永友監督

「選手が本当に頑張ってくれました。ボールを持っていないところで自分自身に勝った試合だったと思います。天候にも恵まれキヤノンらしいラグビーができたこと、そして何よりたくさんの応援の中でラグビーをさせていただきました。どの試合でも勝利のご報告ができるようなラグビーをしていきますので、これからも会場へお越しくださればと思います。今日は本当に有難うございました。」
和田キャプテン

「今日のようなたくさんの応援の中で勝利するのが夢だったので、本当に幸せでした。今日の勝利で社内でも盛り上がっていただけると思います。勝ち点5で次を迎えるのは大きいですね。今日のシーズン初勝利をきっかけに、上位進出を目指してサントリー戦も頑張ります。」