MATCH試合

2014.11.28 fri 11月28日(金)

2014.11.28
横浜キヤノン
イーグルス
横浜キヤノンイーグルス
35
FULL
TIME
11
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
横浜E
11月28日(金) 秩父宮ラグビー場
11月28日(金) 秩父宮
NTTコム

試合概要

キックオフ日時2014.11.28 (金) 19:30
試合会場秩父宮ラグビー場
所在地東京都

試合記録

横浜キヤノンイーグルス
横浜E
NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス
NTTコム
35 16 前半 8 11
19 後半 3
前半 後半
1 1
1 1
0 0
3 4
0 0
2 T 1
2 G 0
0 PT 0
7 PG 2
0 DG 0
前半 後半
1 0
0 0
0 0
1 1
0 0

メンバー

選手名 No. POS. No. 選手名
菅原崇聖 1 PR 1 上田竜太郎
山本貢 2 HO 2 三浦嶺
城彰(FWリーダー) 3 PR 3 小野慎介
日高駿 4 LO 4 石神勝
宇佐美和彦 5 LO 5 アイザック・ロス
アダム・トムソン 6 FL 6 杉浦直人
竹山浩史 7 FL 7 小林訓也
菊谷崇 8 NO.8 8 栗原大介
福居武 9 SH 9 西橋勇人
カラム・ブルース 10 SO 10 川本祐輝
原田季郎 11 WTB 11 友井川拓
三友良平 12 CTB 12 エルトン・ヤンチース
ティム・ベネット 13 CTB 13 諸葛彬
和田拓(キャプテン) 14 WTB 14 鶴田諒
森谷直貴 15 FB 15 沼尻大輝
庭井祐輔 16 R 16 須藤拓輝
宍戸要介 17 R 17 秋葉俊和
山路泰生 18 R 18 甲斐尚哉
湯澤奨平 19 R 19 金正奎
カール・ロウ 20 R 20 アマナキ・レレィ・マフィ
天野寿紀 21 R 21 溝口裕哉
藤近紘二郎 22 R 22 小泉将
マイケル・ボンド 23 R 23 ブラッキン・カラウリアヘンリー

2ndステージ開幕戦、NTTコムを相手に35対11で快勝 上位進出を目指し好発進!

1か月のウィンドウマンスが明け、トップリーグ2ndステージがいよいよ開幕した。
第1戦の相手はプレシーズンマッチ1勝1敗のNTTコミュニケーションズ シャイニングアークス(以下NTTコム)。勝利で決着し、2ndステージ上位進出に向けて勢いをつけたい一戦だ。

両チームの熱い応援合戦で盛上る中、予定通り19時30分にNTTコムのキックオフで試合が始まった。開始早々にトライを許す苦しいスタートだったが、CTB三友のPG3本とペナルティトライで逆転し、前半を16 - 8で折り返した。キヤノンは後半も激しいアタックを続け相手のペナルティから三友が4本のPGを決めた。さらに試合終了直前に原田が70mを走り切るトライを奪い、結局35 - 11でセカンドステージ初戦を見事勝利した。

前半

悪い流れを直ぐに修正

試合開始直後にトライを許す。その後ラインアウトのミスが3本続き、No.8菊谷のトライもTMO判定の結果ノートライとなり、リズムが掴めない時間帯が続いた。しかしキヤノンの選手たちは冷静に現状を分析していた。「ラインアウトは相手のことを考えて修正しました。最初にトライされたのは悔やまれますが、スクラムもその後はしっかり組めたと思います。」(LO日高)

PGを積み重ね逆転

セットプレーの安定を取り戻し、相手陣に攻め込む場面が増えてきた。キヤノンの激しいアタックにたまらずNTTコムがペナルティ。そして3本のPGをCTB三友が確実に決めノートライで逆転した。(9 - 8)こうなると前半に1トライが欲しい。そんな場面でNTTコムのキック処理からこぼしたボールを、WTB原田がインゴールに蹴り込み自らボールに飛び込んだ。その際に相手の故意の反則があり認定トライの判定。三友がキックも決めて16 - 8で前半を折り返した。

後半

組織的なディフェンスで失点を防ぎPGで加点

両チーム共にミスからトライシーンに繋がらない展開が続いた。しかし、NTTコム陣に入り要所でプレッシャーに勝るキヤノンが相手のペナルティを誘う。その都度CTB三友の右足がしっかり3点を積み重ね、33分には28 - 11とその差は17点にまで広がった。「リラックスして1本1本集中して蹴ることを意識していました。点を積み上げることで相手に嫌がれることができて良かったです。」(三友選手)

1か月間のウィンドウマンスは「ディフェンスの強化にフォーカスしてきた。」(和田キャプテン)の言葉通り、トライを許さない組織的なディフェンスも機能していた。

ノーサイドが迫る37分、NTTコムの強烈なアタックをゴール前5mで食い止めたキヤノンは、SOカラム・ブルースがキックと見せかけて突進。フォローしたNo.8菊谷からボールを受けたWTB原田が相手ディフェンスを振り切った。「アンストラクチャーからのトライが取れて、自分としてもチームにとってもいいトライだったと思います。」(原田選手)

昨年を上回る成績を目指すキヤノンにとって、次節に繋がる大きな勝利を上げることができた。尚、マン・オブ・ザ・マッチには9本のキックをすべて決め25点を叩き出したCTB三友選手が選出された。

コメント

【三友 良平選手】 「しっかり仕事ができて良かったです。チームのみんなでトライを取るために相手にプレッシャーをかけ、その結果ペナルティを取ってPGを蹴ることができました。来週のヤマハさんもプレッシャーが強いので、それに負けないように頑張ります。」

これでトップリーグ2ndステージは1勝0敗。総勝点は1stステージのAP(アドバンテージポイント)2点に、この試合の4点を追加し6点。この結果、現時点でグループAの順位は4位となっています。今後の試合が益々楽しみになってきました。

次の試合は12月6日(土)、駒沢陸上競技場(東京)でヤマハ発動機ジュビロと対戦します。(12時KO)会場へ足をお運びいただき、熱い応援を宜しくお願いいたします。

インタビュー

永友監督

「ミスも多かったのですが、80分間ゲームをコントロールして『こういう勝ち方もできる』というヒントがもらえる試合ができたことをポジティブに受け止めています。選手たちが状況を理解してプレーしていたこと、試合中に選手たち自ら修正できた部分は非常に良かったと思います。次節からも素晴らしいチームと対戦できることを楽しみにしながら頑張るしかない、そう思っています。」


和田キャプテン

「しっかり点差をつけて勝利でスタートできて良かったです。ウィンドウマンスの1か月はプレーの精度を上げることを中心にいい練習ができました。それに去年の経験を重ね合わせて、次の試合もしっかりと勝てるように頑張ります。今日もたくさんの応援をいただき、本当に有難うございました。次の試合も応援をよろしくお願いします。」