MATCH試合
2014.12.06 sat 12月6日(土)

イーグルス
TIME
試合概要
キックオフ日時 | 2014.12.06 (土) 12:00 |
---|---|
試合会場 | 駒沢陸上競技場 |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
ヤマハ |
|||
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13 | 13 | 前半 | 8 | 36 |
0 | 後半 | 28 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
2 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
1 | T | 5 |
1 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 3 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 4 |
0 | 1 |
0 | 0 |
1 | 2 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
菅原崇聖 | 1 | PR | 1 | 山本幸輝 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 日野剛志 |
城彰(FWリーダー) | 3 | PR | 3 | 田村義和 |
日高駿 | 4 | LO | 4 | 大戸裕矢 |
宇佐美和彦 | 5 | LO | 5 | デューク・クリシュナン |
アダム・トムソン | 6 | FL | 6 | モセ・トゥイアリイ |
竹山浩史 | 7 | FL | 7 | 三村勇飛丸 |
菊谷崇 | 8 | NO.8 | 8 | 堀江恭佑 |
福居武 | 9 | SH | 9 | 小池善行 |
カラム・ブルース | 10 | SO | 10 | 大田尾竜彦 |
原田季郎 | 11 | WTB | 11 | 中園真司 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | マレ・サウ |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | 宮澤正利 |
和田拓(キャプテン) | 14 | WTB | 14 | 伊東力 |
森谷直貴 | 15 | FB | 15 | 五郎丸歩 |
金子大介 | 16 | R | 16 | 加藤圭太 |
宍戸要介 | 17 | R | 17 | 岸直弥 |
山路泰生 | 18 | R | 18 | 山村亮 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | 斉田晃平 |
カール・ロウ | 20 | R | 20 | シアレ・ピウタウ |
天野寿紀 | 21 | R | 21 | 矢富勇毅 |
藤近紘二郎 | 22 | R | 22 | 曽我部佳憲 |
マイケル・ボンド | 23 | R | 23 | 徐吉嶺 |
後半我慢しきれずに逆転負け。次戦での立て直しに期待!

2ndステージ第2戦はヤマハ発動機ジュビロ(以下ヤマハ)との戦い。7シーズンぶりのトップ4入りを目指す強豪ヤマハに対し、キヤノンがチャレンジャーの立場から抜け出す一歩を踏み出せるか。キヤノンにとって今シーズン初めてとなる駒沢陸上競技場。晴天でも10℃という寒さの中、勝利への執念がぶつかり合う戦いがキヤノンのキックオフで始まった。
先制トライでリードしたのはヤマハ。しかし絶好調三友のPGとルーキー森谷のトライで逆転し、前半を13 - 8で折り返した。リードを広げたいキヤノンだったが、後半開始早々にトライを許すと、流れが悪くなりヤマハのブレークダウンの強さ、バックスの展開力が目立ち、ヤマハがゲームを支配する展開が続いた。何とか一矢を報いたいキヤノンだったが結局試合終了まで得点することはできず13 - 36でノーサイド。悔しい敗戦となった。
前半
ヤマハの強みにしっかり対応
前半10分、キヤノンゴールまで約10m地点でヤマハボールの1stラインアウト。昨年の2ndステージ、ノーサイド直前にラインアウトからドライビングモールで逆転されたことが思い出されるシーンだ。しかし、今日のキヤノンは激しいディフェンスを仕掛け、FLアダム・トムソンが見事なターンオーバーから相手のペナルティを誘った。「ヤマハはセットプレーが非常に強く、特にラインアウトからのアタックには注意をしていたので、あの場面は上手く対応できたと思う。」(アダム・トムソン)
スクラムも1本目こそ押されたに見えたが、以降はガッチリ食い止めたり、速いヒールアウトで対応。39分にはキヤノンゴールまで約5m地点でスクラムトライを狙うヤマハをその場に釘付けにした。

ルーキー森谷の今季2本目のトライで逆転
FWの奮闘にFB森谷がトライで応えた。LO日高が相手ゴール前10m付近まで突進し、ラックから出たボールを受けた森谷がステップで相手DFを抜いてトライを奪った。三友のキックが決まりこの時点で10 - 5。その後トップリーグの得点王争いをしているヤマハ五郎丸選手と三友がPGを1本ずつ決め、13 - 8で前半を折り返した。
後半
開始直後にトライを許し、ヤマハペース
後半わずか1分でトライを許してしまった。「あのトライが今日の試合の大きな反省点です。」(和田キャプテン)ただ、後半の逆転を期待するのはキヤノンファンならずとも一致するところ。しかしそれは現実とはならなかった。「スクラムの強さが背骨になっているチームなので、だからこそフロントローとしてスクラムで勝って、『相手の背骨をへし折ってやろう』という気持ちで臨んだのですが、まだスキルでもFWのまとまりの面でも足りなかったです。正直凹んでいます。でも次は絶対勝てるように頑張ります。」(PR菅原選手)

フォワードの強さが目立つヤマハだが、バックスの強さ、スピードもキヤノンを苦しめた。「マレ・サウ選手(日本代表)を始め、非常に強いアタックを今日も見せていました。キヤノンバックスのディフェンスは良く対応できたと思いますが、勝つためには『シューチュー』(日本語で)と前後半を一貫して戦える力が必要だと思います。」(CTBベネット選手)
後半のキヤノンの得点は「0」。ヤマハは28点を追加し、結局13 - 36と苦い敗戦となった。
コメント

「ブレークダウンで相手に勢いがあり、テンポを作れない場面が多かったです。相手のブレークダウンは今までで一番強いと感じました。キヤノンはミスの後の反応が悪く、うまく試合を運べないまま終わってしまいました。次は絶対に勝って去年より進歩しているところを見せます。そのためにもみんなでしっかり話して、チームが一つになって試合に臨めるように準備します。」
次の試合は12月14日(日)、長良川競技場(岐阜県)でトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦します。(13時KO)会場へ足をお運びいただき、熱い応援を宜しくお願いいたします。
インタビュー
永友監督

「自分たちでコントロールできない部分もあり、崩れたままペースを取り戻せない形になってしまいました。ヤマハさんとここまで力の差があるとは思っていないのですが、今日の結果をしっかり受け止めます。ここからですね。総力戦でしっかりチームを作って、後半もしっかり攻められるような整備を次に向けてやっていきます。」
和田キャプテン

「前半出来ていた我慢が後半出来ず、その結果が出てしまいました。ヤマハさんのエリアマネジメントがしっかりしていて、やりたいことができませんでした。でもまだ試合も続きますし、ここからです。しっかり切り替えて次に向けて頑張ります。一人一人がやるべき事をしっかりやって、レベルアップを図って次の試合に向かっていきます。」