MATCH試合
2019.01.13 sun 1月13日(日)

イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2019.01.13 (日) 11:30 |
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試合会場 | 秩父宮ラグビー場 |
所在地 | 東京都 |
試合記録
横浜E |
東芝 |
|||
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22 | 12 | 前半 | 14 | 45 |
10 | 後半 | 31 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 2 |
1 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
4 | T | 6 |
1 | G | 6 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 4 |
2 | 4 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
菅原崇聖 | 1 | PR | 1 | 金寛泰 |
清水新也 | 2 | HO | 2 | 森太志 |
城彰 | 3 | PR | 3 | 知念雄 |
リニーア・ベルナルド | 4 | LO | 4 | 梶川喬介 |
ジャン・デ・クラーク | 5 | LO | 5 | ジェームス・タッカー |
植松宗之 | 6 | FL | 6 | 山本紘史 |
占部航典 | 7 | FL | 7 | 藤田貴大 |
田中真一 | 8 | NO.8 | 8 | 徳永祥尭 |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 藤原恵太 |
上原哲 | 10 | SO | 10 | 中尾隼太 |
三島藍伴 | 11 | WTB | 11 | 豊島翔平 |
三友良平 | 12 | CTB | 12 | 渡邊太生 |
マイケル・ボンド | 13 | CTB | 13 | 東口剛士 |
ハヴィリリッチー | 14 | WTB | 14 | ジョネ・ナイカブラ |
フレッド・ゼイリンガ | 15 | FB | 15 | コンラッド・バンワイク |
金子大介 | 16 | R | 16 | 湯原祐希 |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 橋本大吾 |
上田聖 | 18 | R | 18 | 深村亮太 |
湯澤奨平 | 19 | R | 19 | 大野均 |
杉永亮太 | 20 | R | 20 | 李聖彰 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 藤井淳 |
ティム・ベネット | 22 | R | 22 | ジョニー・ファアウリ |
中川和真 | 23 | R | 23 | 伊藤真 |
イーグルス、カップ戦順位決定トーナメント初戦で東芝に敗れ総合7位を目指す
昨年11月に行われた「ジャパンラグビートップリーグカップ」(以下、カップ戦)のプール戦3試合でプールBの2位につけたイーグルス。新年1月13日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で行われたカップ戦総合順位決定トーナメント1回戦で、同じく2位グループに入った東芝ブレイブルーパスと対戦した。
リーグ戦を含めると東芝との対戦は今シーズン3度目。トーナメントの2試合を勝ち抜き同グループ最高の5位を目指すためにも負けられない大事な1戦目となったが、イーグルスは22-45というスコアで敗れた。次節1月19日(土)の今季最終戦で7位の座を目指すこととなった。
前半
先制トライを許すもモールで反撃し2点差に
前半6分、イーグルスは東芝に先制トライを許し0-7と先制されてしまう。しかし12分、イーグルスは敵陣ゴール前の5メートルラインでのラインアウトから、FW陣の強みであるモールを形成、押し込んで最後はWTB三島藍伴がトライを決めて5-7と2点差に詰め寄る。

NO8田中のゲインからFBゼイリンガがトライ
前半29分には再び東芝にトライされ5-14とリードを広げられるが、前半終盤の35分、ラインアウトを起点に敵陣でアタックを仕掛けたイーグルスは、NO8田中真一がゴール前までビッグゲインし、最後にオフロードパスを受けたFBフレッド・ゼイリンガがトライ。12-14と2点差に詰め寄り試合を折り返した。


後半
モールからWTB三島がこの試合2トライ目
後半、逆転を目指したイーグルスだったが、キックオフ間もない後半5分に東芝にトライされ12-21と点差を広げられる。イーグルスは14分、再び敵陣5メートルラインからのモールに付いたWTB三島のトライで17-21と4点差に迫ったものの、直後の後半16分、24分と立て続けに東芝にトライを許し17-33とさらに大きくリードされる。

WTBベネットがチーム4つ目のトライを決めるも反撃及ばず
33分にはFBゼイリンガのラストパスを受けたWTBティム・ベネットがトライを決めてイーグルスが22-35と追い上げたが、東芝に後半37分にトライ、43分にPGを許し、22-45という最終スコアで試合を終えた。トライを獲得しても直後に取り返され、突き放されるという試合展開で、最後まで東芝に追いつくことはできなかった。

今季最終戦となるカップ戦順位決定トーナメント2回戦で7位を目指す
トーナメント1回戦突破はならず、東芝へのリベンジも果たせなかったイーグルスは、今シーズンの最終戦となる1月19日(土)の2回戦、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスと愛知・パロマ瑞穂ラグビー場で対戦することとなった。敗れはしたものの次戦はカップ戦7位という最終順位を目指し、ぜひとも勝って締めくくりたい。
監督・選手インタビュー
●アリスター・クッツェー ヘッドコーチ
若い選手や出場時間の少なかった選手に育成を兼ねてプレーの機会を与えました。ディフェンス面は向上していると感じていますが、攻めながらもペナルティーを犯してしまって後ろに下がり、自分たちがスコアした後にすぐにトライを取られてしまいました。その点は修正しなければなりません。私のイーグルス1シーズン目は、チームにどのような選手がいてどのようなチームなのかということを見てきました。これまでの敗戦を受け止めて次に進む作業を常にやっています。ギブアップせずファイトし続ける部分はこのチームの素晴らしいところなので、そこを活かしながらカップ戦最終戦と来季に向けて引き続き取り組んでいきたいと考えています。
●CTB三友良平 ゲームキャプテン
この一週間は東芝対策も行ってきましたが、相手を意識するというよりは自分たちのシステムを信じて、スペースにボールを動かすラグビーを実行しようと試合に臨みました。敗因は、ヘッドコーチの話にもあったようにトライを獲ったに直後にトライを獲られてしまったことです。ペナルティーを犯して自陣に釘付けになっていたことがその一因になりました。
若い選手たちも試合中に「もっとこうしよう」と積極的に声を出してくれる場面もありましたし、いい経験ができています。過去のことを学んで次につなげることが必要ですので、下を向くことなく次に向けて修正できるようにしていきたいと思います。
●80分間FWを支え鼓舞し続けたFL植松宗之
アタックする場面が少なく、ずっとディフェンスをしているような試合でした。全体的なディフェンスは悪くなかったのですが、ターンオーバーがなかなか取れずに相手のミス待ちという状況から、簡単に一発でトライを獲られるなど苦しいゲームにしてしまいました。
今季最終戦はこのメンバーでできる最後の試合なので、チームとして1年間がんばってきたことがこの試合で出ればいいと考えています。
●フル出場でゲームをマネジメントしたSO上原哲
積極的にアタック(攻撃)のマインドを持とうと昨年末の練習から取り組んできたのですが、上手くいった部分と上手くいかなかった部分がありました。上手くいったのは、積極的に外に展開してそこからアタックしトライにつながったシーンです(後半33分ほか)。これまであまり出せなかった部分なのでよかったと思うのですが、そこでミスが起きたときは逆に相手のチャンスになってしまうので、自分たちのプレー精度を上げなければいけないと思っています。
●モールから2トライを挙げたWTB三島藍伴
全体的なディフェンスはよかったと思うのですが、一発でトライを獲られてしまう場面が多くて、我々のペナルティーから流れを悪くして長く自陣にいた印象です。FWがモールを組み始めたときBKはそこに加わることができないのですが、モールが動き出したらその流れに乗って後ろに付くようにしています。ただ、モールからのトライなのであくまでFWのトライです。次がシーズン最後の試合なので、悔いなくプレーし、何よりも楽しみたいと思っています。