MATCH試合
2023.01.07 sat 第3節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2023.01.07 (土) 14:30 |
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試合会場 | 味の素スタジアム |
所在地 | 東京都 |
天候 | 晴れ/微風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 10,138人 |
試合記録
横浜E |
東京SG |
|||
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23 | 8 | 前半 | 13 | 32 |
15 | 後半 | 19 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 2 |
0 | 1 |
0 | 0 |
1 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
3 | T | 4 |
1 | G | 3 |
0 | PT | 0 |
2 | PG | 2 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 3 |
1 | 2 |
0 | 0 |
2 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 森川由起乙 |
川村慎 | 2 | HO | 2 | 中村駿太 |
杉本達郎 | 3 | PR | 3 | 垣永真之介 |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | ツイヘンドリック |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | ハリー・ホッキングス |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | 箸本龍雅 |
安井龍太 | 7 | FL | 7 | 山本凱 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 8 | NO.8 | 8 | テビタ・タタフ |
ファフ・デクラーク | 9 | SH | 9 | 齋藤直人 |
田村優 | 10 | SO | 10 | アーロン・クルーデン |
松井千士 | 11 | WTB | 11 | テビタ・リー |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | 中村亮土 |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | 中野将伍 |
イノケ・ブルア | 14 | WTB | 14 | 尾崎晟也 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | 松島幸太朗 |
朴成浩 | 16 | R | 16 | 呉季依典 |
シオネ・ハラシリ | 17 | R | 17 | 石原慎太郎 |
津嘉山廉人 | 18 | R | 18 | 祝原涼介 |
マックス・ダグラス | 19 | R | 19 | トム・サベッジ |
シオエリ・ヴァカラヒ | 20 | R | 20 | 下川甲嗣 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 流大 |
ヴィリアメ・タカヤワ | 22 | R | 22 | 森谷圭介 |
エスピー・マレー | 23 | R | 23 | 尾崎泰雅 |
イーグルス、強豪の東京サンゴリアスと激突し接戦に持ち込むも23-32で敗れ今季初黒星
開幕戦では白星発進に成功し、第2節は惜しくもドローとなったものの勝ち点を着実に積み重ね、上々のスタートを切った横浜キヤノンイーグルス。その2023年の初戦、1月7日(土)のリーグワン第3節は、イーグルスが目指す4強の常連にして昨シーズン準優勝の東京サントリーサンゴリアスとの対戦となった。
今シーズンの行方を占う上でも極めて重要な一戦だ。敵地の味の素スタジアムには10,138人ものファンが集結し、この大一番の注目度の高さをうかがわせた。
■前半
CTBジェシー・クリエルの先制トライなどで序盤はリード
前半から積極的にアタックを仕掛けたイーグルスは、まずキックオフ早々の2分、相手のペナルティからSHファフ・デクラークがクイックタップからロングパスを放ち、それをキャッチしたCTBジェシー・クリエルが相手ディフェンスをかわしてトライ。5-0と先制に成功する。
直後の6分には相手にトライとゴールを許し5-7と逆転されたものの、18分には東京SGのSOアーロン・クルーデンがイーグルスSHデクラークに対する危険なプレーでレッドカード(退場処分)。このペナルティからSO田村優が冷静にPGを決めて8-7と逆転に成功する。
数的優位に立ちながらも逆転を許し8-13で前半を終える
残り約60分で15人対14人と数的優位に立ったことでさらに畳み掛けていきたいイーグルスだったが、ミスやペナルティが相次ぎ思うようにプレーできず、逆に27分と30分には相手にPGを許してしまう。8-13と再逆転されたところで前半終了を迎える。
■後半
反撃を目指すも相手に2トライを許し一時14点差に
後半、5点ビハインドの状況から再び逆転を目指したイーグルスだったが、開始間もない2分にいきなり相手にトライを決められ8-18とされる。10分にはSO田村優がPGを成功させて11-18と7点差に迫るが、14分には再び相手にトライを許し11-25とされ、点差を14点に広げられる。
NO.8マフィとWTBタカヤワのトライで2点差に迫るも逆転ならず
それでもイーグルスは直後の17分、相手のペナルティから素早くリスタートしたSHデクラークの仕掛けを起点にパスをつなぎ、NO.8アマナキ・レレイ・マフィが持ち前の突破力を生かして大きくゲイン。ラックからパスを受けたLOコリー・ヒルがトライを決めて18-25と再び7点差に詰め寄る。
さらに23分、抜け出したCTBクリエルのパスを受けた途中出場のWTBヴィリアメ・タカヤワが駆け抜けてトライ。23-25とわずか2点差に持ち込む。しかしフルタイム間際の39分に相手にトライを許し、最終盤に追い上げられなかったイーグルスは23-32で敗れた。
今季初黒星で、3試合目で初めて勝ち点を獲得できなかったイーグルス。ただ、規律の面など課題は明確だ。1月14日(土)の第4節、花園近鉄ライナーズ戦では今回の敗戦を払拭するようなアタッキングラグビーで勝利を目指す。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
今日の試合は勝たなければいけませんでした。こういう(数的優位の)状況でしたからなおさらですが、自分たちから崩れていったところが(敗因として)ありました。サンゴリアスは1人少ない状況でもしっかりゲームをコントロールしていましたので、そのあたりの差が出たと思います。ただ、下を向いていても仕方ないですし、次の試合でどう振る舞うか、どういう態度を示すかが大事なので、来週1週間はそこをしっかり意識していきます。負けから学ぶのはもう十分です。レベルアップして強くなったイーグルスの姿を次の試合で示したいと思います。
■CTB梶村祐介キャプテン
途中で相手が14人になりましたが、そのような状況とは別に、自分たちから崩れていったことがこの結果につながってしまいました。自分たちのプランをしっかり遂行しようとしましたが、ディシプリン(規律)を守れないという以前からの課題がこの試合でも出てしまいましたので、次の試合はそこをクリアにして臨みたいと考えています。こういう試合で勝つための準備をしてきましたし、実際に勝たないとトップ4に入るのは難しくなってきますので、結果自体は本当に残念でしたが、試合はまだまだ続きます。前を向いて突き進んでいきたいと思います。
■鍵となるスクラムを中心に貢献したPR岡部崇人
勝たなければいけない試合でした。個人的にもタックルミスがあり反省点は多いですが、14人の相手に勝ち切るためのチームとしてのメンタルは勉強になりました。年末年始も全員が努力してきましたが、やはり試合では全てがうまくいくわけではありません。やってきたことをいかに遂行するかが大事で、やはり我々の遂行力に問題があったのだと思います。スクラムに関しては、相手は予測していた通りの組み方で来ましたので対応できた場面もあり、決して良くはありませんでしたが感触としてはプラスでした。FW8人全員が自分たちのやってきたことを信じてスクラムを組めています。
■今シーズン初先発で前半40分を戦い抜いたFL安井龍太
昨年末の2試合はチームとして自信をつけて臨めていましたし、今日の試合に向けてもさらに自信を深めながら準備してきました。もちろん強い相手であることも意識しつつ試合に臨んだのですが、相手にレッドカードが出たところから浮き足立ってしまい、それが小さなほころびになってしまったと思います。個人的には今シーズン初先発でしたが開幕前の時点で手応えを感じていましたので、プレシーズンマッチでのパフォーマンスを評価してもらえたのかなと思います。今も体の状態はよく、イーグルス移籍3年目で一番いい形でシーズンを送ることができています。
■2試合連続先発で積極的に仕掛け続けたSHファフ・デクラーク
ただただ残念です。もっと賢くプレーできたと思いますし、枚数(人数)が相手よりも多いと(ラックやディフェンスなどに)人数をかけ過ぎてしまう傾向があります。相手の裏側にスペースが生まれていたはずなので、もっとそこを狙えていればと悔やんでいます。チームはもちろんファイトし続けていましたが、ブレイクダウンの対応がまだまだなので、そのあたりを整理しないといけません。過去2試合もそうでしたが、やはり規律の面とアタックのブレイクダウンを正す必要があります。イグジット(自陣からの脱出)もよくなってはいますが、もっとうまく展開していく必要があると考えています。