MATCH試合
2025.01.04 sat 第3節
TIME
イーグルス
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2025.01.04 (土) 12:00 |
---|---|
試合会場 | Jヴィレッジスタジアム |
所在地 | 福島県 |
天候 | 晴れ/微風 |
ピッチ状態 | やや良い |
入場者数 | 1,455人 |
試合記録
横浜E |
浦安DR |
|||
---|---|---|---|---|
40 | 21 | 前半 | 7 | 12 |
19 | 後半 | 5 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 3 |
3 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
6 | T | 2 |
5 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
1 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 鍋島秀源 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 藤村琉士 |
杉本達郎 | 3 | PR | 3 | 竹内柊平 |
リアキマタギ・モリ | 4 | LO | 4 | 中島進護 |
マシュー・フィリップ | 5 | LO | 5 | トム・パーソンズ |
ビリー・ハーモン | 6 | FL | 6 | ゼファニア・トゥイノナ |
古川聖人 | 7 | FL | 7 | ツイヘンドリック |
シオネ・ハラシリ | 8 | NO.8 | 8 | ヤスパー・ヴィーセ |
ファフ・デクラーク | 9 | SH | 9 | 橋本法史 |
田村優 | 10 | SO | 10 | オテレ・ブラック |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | ケレブ・カヴバティ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | 何松健太郎 |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | シェーン・ゲイツ |
石田吉平 | 14 | WTB | 14 | 松本純弥 |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | 安田卓平 |
中村駿太 | 16 | R | 16 | 松下潤一郎 |
シオエリ・ヴァカラヒ | 17 | R | 17 | 梁正秀 |
松岡将大 | 18 | R | 18 | 金廉 |
コルマック・ダリー | 19 | R | 19 | ヴィンピー・ファンデルヴァルト |
アマナキ・レレイ・マフィ | 20 | R | 20 | ブロディ・マカスケル |
山菅一史 | 21 | R | 21 | トゥクフカトネ |
田畑凌 | 22 | R | 22 | 飯沼蓮 |
ヴィリアメ・タカヤワ | 23 | R | 23 | イズラエル・フォラウ |
イーグルス、浦安D-Rocksに40-12で快勝し今季初白星!勝ち点5獲得で巻き返しへ
2025年1月4日(土)、横浜キヤノンイーグルスはリーグワン2024-25の新年初戦、第3節を迎えた。対戦相手は今シーズン、ディビジョン1に昇格してきた浦安D-Rocksだ。
イーグルスは開幕2連敗というスタートとなり、特に前節はコベルコ神戸スティーラーズに18-36で敗れるなど持ち前のラグビーができずにいる状況だけに、是が非でも今シーズン初勝利をつかみ巻き返しの第一歩にしたい一戦となった。
好天に恵まれながらも時折雪がちらつくJヴィレッジスタジアム(福島県)の1,455人のファンの前で、両チームはキックオフの瞬間を迎えた。
■前半
WTB石田吉平とFB小倉順平の連続トライで14-0に
勝利への強い意欲は試合冒頭から早速表れた。前半8分、敵陣での相手ペナルティを起点にSHファフ・デクラークがクイックタップで仕掛けると、開幕から3試合連続で先発出場のWTB石田吉平が狭いスペースを駆け抜けてトライ。SO田村優のゴールも成功し、イーグルスが7-0と先制に成功する。
さらに21分、イーグルスは敵陣22mライン付近でのマイボールラインアウトからNO.8シオネ・ハラシリ、SHデクラーク、SO田村と素早くパスを回していき、ラストパスを受けたFB小倉順平がインゴールまで一気に走り切ってトライ。14-0とさらにリードを広げる。
相手に1トライを許した後にSO田村優のトライで21-7として前半終了
34分にはFLビリー・ハーモンがデリバレイトノックオンによりシンビン(10分間の一時的退出)となり、36分には数的不利を突かれて相手にトライを許したものの(14-7)、前半終了間際の40分には敵陣5mライン上でのラインアウトから攻めて相手ディフェンスを崩し切り、SO田村がトライ。
SO田村がゴールも決めてスコアを21-7とし、リードを再び14点に広げたところで前半終了を迎える。
■後半
FB小倉の2トライ目とNO.8アマナキ・レレイ・マフィのトライで3トライ差に
後半もさらに得点を重ねていきたいイーグルスは、11分に相手にトライを許して21-12と詰め寄られるが、試合終盤から再び勢いづく。
敵陣でフェーズを重ねた27分、FB小倉がこの試合2トライ目を決めて28-12とすると、33分には敵陣ゴール前でのラインアウトからモールで押し込むと途中出場のNO.8アマナキ・レレイ・マフィがトライ(35-12)。チーム5トライ目で、ここまで2トライの相手に3トライ差をつける。
FLビリー・ハーモンのトライで40-12として今季初勝利
試合終了間際の38分にはFLハーモンがとどめとなるトライを決めて40-12としたところでノーサイド。イーグルスはようやく今シーズン初勝利を掴み、3トライ差以上によるボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得。総勝ち点を6にした。
1月11日(土)の第4節はニッパツ三ツ沢球技場で開幕戦以来のホストゲームを迎えるイーグルス。開幕から負けなしの静岡ブルーレヴズを相手に連勝を目指す。
<監督・選手インタビュー>
■沢木敬介監督
昨日は雪が降り、今日こうして試合ができるように(除雪)してくれた関係者の皆様に感謝いたします。試合に関しては素晴らしいプレーもそうではないプレーもありましたが、目指しているラグビーが要所要所でできたのはポジティブな点です。ここからまた次のステップにレベルアップしていかなかなければならない、そう思えるゲームでした。神戸戦(第2節)では自分たちのラグビーができず、しかし過去は変えられないので、今日はどういう振る舞いをして未来を作っていくかがテーマでした。そんなパッションが伝わった試合だったと思います。
■梶村祐介キャプテン
今日は試合前の練習で「自分たちのラグビーを取り戻そう」という話をしてゲームに入りました。自分たちでコントロールしてスコアできたシーンも多く、勝利できたことはチームとして喜ばしいことですが、改善しないといけないポイントもたくさんあったと感じました。今週は「もう一度自分たちの準備のクオリティを求めよう」という話をしながら1週間を過ごし、いい準備ができ、結果につながりました。来週以降もタフなゲームが続くので、今日の結果に満足せずもう一度自分たちにフォーカスして、次の試合に臨んでいきたいと思います。
■トップリーグ/リーグワン通算50試合出場を達成したPR杉本達郎
開幕から2試合は惜しいところまで行きながら勝ちきれない展開だったのですが、今日は「スタートから全員がまとまって一つのことを徹底してやり抜こう」と決めて臨んだので、勝ち切ることができてすごくうれしいです。(開幕から3試合連続先発出場に)先発で出ていることはやはり自信にもなりますし、その分プレッシャーもありますがそれを自分の力に変えてやれていますので、成長を実感しています。(公式戦50試合出場について)いつもと同じように臨みました。変わらずやるべきことをやるだけなので試合が終わっても普段と同じではありますが、やはりうれしいですね。
■イーグルスに移籍後初先発を果たし勝利に貢献したFL古川聖人
練習の段階からしっかりと準備できたことが勝因だと思っています。イーグルスは力のあるチームなので、いい練習をして練習でやってきたことができればこうして結果につながると考えています。開幕からの2試合と今日の違いは試合内容そのものよりも練習の質の差によるもので、今週は集中力を持っていい練習ができて試合に臨むことができました。(イーグルス初先発については)イーグルスの7番としてチームを代表して試合に出るという責任を強く感じています。とはいえ自分の仕事は変わらず、あくまでやるべきことをしっかり遂行するだけでした。
■第3節で今シーズン初出場し攻守ともに奮闘したWTB竹澤正祥
やっとイーグルスらしいプレーがチームとしてできたと感じています。イーグルスのラグビーを見せよう、力をしっかり出し切ろうと今週1週間準備してきましたので、それが結果につながりました。(開幕から2試合続けて出場を逃し)パフォーマンス自体は開幕前からよかったと自負していますが試合には出られず、もちろん体もメンタルも100%の状態にしていつでも出られる準備はしてきましたが、今回こうしてチャンスを掴んで先発できました。個人としてはもっとボールキャリーしたかったという思いがありますので、次節もチャンスがあればそうしたいと思っています。