MATCH試合
2025.01.11 sat 第4節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2025.01.11 (土) 14:30 |
---|---|
試合会場 | ニッパツ三ツ沢球技場 |
所在地 | 神奈川県 |
天候 | 晴れ/微風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 6,842人 |
試合記録
横浜E |
静岡BR |
|||
---|---|---|---|---|
53 | 34 | 前半 | 14 | 35 |
19 | 後半 | 21 |
前半 | 後半 |
---|---|
5 | 3 |
3 | 2 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
8 | T | 5 |
5 | G | 5 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 3 |
2 | 3 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
岡部崇人 | 1 | PR | 1 | 山下憲太 |
庭井祐輔 | 2 | HO | 2 | 日野剛志 |
杉本達郎 | 3 | PR | 3 | 伊藤平一郎 |
リアキマタギ・モリ | 4 | LO | 4 | 大戸裕矢 |
マシュー・フィリップ | 5 | LO | 5 | マリー・ダグラス |
ビリー・ハーモン | 6 | FL | 6 | ヴェティ・トゥポウ |
古川聖人 | 7 | FL | 7 | ジョーンズリチャード剛 |
シオネ・ハラシリ | 8 | NO.8 | 8 | クワッガ・スミス |
ファフ・デクラーク | 9 | SH | 9 | 北村瞬太郎 |
田村優 | 10 | SO | 10 | 家村健太 |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | マロ・ツイタマ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | ヴィリアミ・タヒトゥア |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | シルビアン・マフーザ |
石田吉平 | 14 | WTB | 14 | ダミアン・マーカス |
小倉順平 | 15 | FB | 15 | チャールズ・ピウタウ |
中村駿太 | 16 | R | 16 | リッチモンド・トンガタマ |
南友紀 | 17 | R | 17 | 河田和大 |
祝原涼介 | 18 | R | 18 | 郭玟慶 |
コルマック・ダリー | 19 | R | 19 | 桑野詠真 |
アマナキ・レレイ・マフィ | 20 | R | 20 | 庄司拓馬 |
山菅一史 | 21 | R | 21 | シオネ・ブナ |
田畑凌 | 22 | R | 22 | 田上稔 |
ヴィリアメ・タカヤワ | 23 | R | 23 | ヴァレンス・テファレ |
イーグルス、静岡ブルーレヴズに53-35で勝利し連勝!ボーナスポイント含む勝ち点5獲得
1月11日(土)のジャパンラグビー リーグワン第4節、横浜キヤノンイーグルスは新年初となるホストゲームを横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で迎えた。
第3節で今シーズン初勝利を収めたイーグルスとしては、巻き返しを図るためにも是が非でも連勝を手にしたい大事な一戦だ。相手は開幕3連勝の静岡ブルーレヴズ。強力FWを擁する難敵を迎えた。
同会場では今シーズン初戦ということもあり6,842人ものファンが駆け付け、最後まで熱い声援を送り続けた。
■前半
WTB竹澤正祥&CTBジェシー・クリエルの連続トライで12-0とリード
イーグルスは序盤から早速ゲームを支配する。前半5分、敵陣でのマイボールラインアウトを起点に素早くボールを回し、SO田村優のラストパスを左大外でキャッチしたWTB竹澤正祥が持ち前の力強いランで先制トライ。SO田村のゴールも成功しスコアを7-0とする。
さらに直後の7分、自陣からSO田村がショートパントを放ち、いち早く反応し走り込んだCTBジェシー・クリエルが相手の処理しきれなかったボールを拾い上げ、そのまま独走トライ。12-0とリードを広げる。
WTB竹澤2トライ目!NO.8シオネ・ハラシリも2トライで34-14として後半へ
12分には相手に初トライを許し12-7と5点差にされて迎えた15分、イーグルスはFB小倉順平のハイパント、SHファフ・デクラークのゲイン、WTB石田吉平のステップなどで敵陣深い位置まで攻め入り、最後は再びWTB竹澤が左隅にトライ。19-7と再び点差を12点に広げる。
20分の相手の2トライ目で19-14とされたイーグルスだったが、24分にはラインアウトモールからNO.8シオネ・ハラシリがトライ(24-14)。36分にはSO田村のPG成功で27-14とし、さらに前半終了間際の40分、敵5mライン上でのマイボールスクラムからNO.8ハラシリが力強くサイドアタックを仕掛け、再びトライ。34-14として試合を折り返す。
■後半
WTB竹澤正祥ハットトリック!WTB石田吉平もトライを決めて46-28に
後半に入ると、6分に相手にトライされ34-21と点差を詰められたものの、イーグルスはひるむことなく前半と比べても遜色のないアタックを継続する。
10分には敵陣でのラインアウトを起点に展開し、FB小倉のパスからWTB竹澤がこの試合3トライ目を決めてハットトリック。41-21とする。
19分には相手にトライを決められ41-28とされたものの、26分にはSO田村のロングパスからWTB石田がトライ(46-28)。両WTBがトライを決めて、3トライ差以上で付与されるボーナスポイント獲得を手繰り寄せる。
反撃されながらも53-35で勝利!3トライ差をつけてボーナスポイントも獲得
33分には再び相手にトライを許し46-35とされたイーグルスだったが、43分のCTBジェシー・クリエルのとどめのトライで53-35としてノーサイド。今シーズン初の連勝を飾るとともにボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得し、総勝ち点を11に伸ばした。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチにはハットトリックを決めたWTB竹澤正祥が選ばれた。また、この試合でLOリアキマタギ・モリがトップリーグとリーグワンの通算で公式戦50試合出場を達成した。
徐々に本来の姿を取り戻しつつあるイーグルスは1月18日(土)の第5節、2週連続でニッパツ三ツ沢球技場を舞台に、三菱重工相模原ダイナボアーズと対戦する。
<監督・選手インタビュー>
■沢木敬介監督
自分たちがこの試合でどう振る舞うかという態度の面、そして強い相手FW陣に対してどう仕掛けていくか、といったことを意識しながら1週間かけて準備してきました。最初の20分は細かいミスはあったものの非常にアグレッシブで、そこはポジティブにとらえていますが、自分たちから相手を楽にさせるようなプレーも見られ、まだまだ弱い部分があります。「優勝を目指す」と言っていますが今はまだそういうレベルにはないと感じていますので、一人ひとりがもう一度謙虚になって一戦一戦成長できる、そんな試合内容にしていきたいと考えています。
■梶村祐介キャプテン
今日の試合は自分たちが先手を打ち、ゲームの流れをしっかりコントロールすることをターゲットにして試合に臨みました。最初の20分は実際に自分たちがゲームをコントロールできていたのですが、それをなかなか持続できないのがチームの現状です。自信を持っていいプレーもたくさんありましたが、35失点しているという事実をしっかりと受け止める必要があります。チャンピオンを目指すうえで簡単に失点やペナルティを重ねていたら次のレベルには進めないので、みんなには「もう一度しっかりとマインドをセットしよう」という話をしました。
■スクラムリーダーとして相手FWに対抗し続けたHO庭井祐輔
素直にうれしいです。今週すごくいい準備ができたことが(勝因として)一番大きいと思います。まだまだ自分たちが求めていた形(での勝利)ではないという思いもありますが、勝ち点5を獲って反省できることを前向きにとらえたいです。スクラムはうまくいっていた場面もそうでない場面もありましたが、試合の中で(スクラムが)うまくいかなくなった時に修正することにもフォーカスしていたので、その点はよかったと思います。こちらがいいセットをできていたからこそ相手にプレッシャーがかかり、少しミスを誘うことができたのかもしれません。来週もいい練習をするだけです。
■13得点を挙げたほかトライにつながるプレーを連発したSO田村優
60-0で勝つ気持ちで臨みましたが、相手も素晴らしいチームだったのでそうはうまくいきませんでした。ただ、僕らはきちんとしたアタックのセットアップを持っているので、(キックで)相手のバックスリーをコントロールできると考えていました。相手の強みはセットピースでしたが、力関係としては自分たちの方が上だと思っていましたし、もう少し圧倒できるイメージでした。それができないと自分たちが目指すところ(優勝)には行けませんが、今日は勝ち点5を獲れたので、あくまで最低限ではありますが満足できる内容ではありました。次節も勝って、次のブロック(第6節からの交流戦)へ進みたいと思います。
■ハットトリックを決めてプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたWTB竹澤正祥
相手はフィジカルの強い選手ばかりだったので、そこで負けないよう意識していました。ハットトリックの経験自体は(日野レッドドルフィンズ時代に)ありますが、プレイヤー・オブ・ザ・マッチは初めてなのでとてもうれしいです。(トライを重ねたことで)しっかりボーナスポイントを獲って勝てたことはチームにもすごくプラスになったのでよかったと思いますが、自分自身のパフォーマンスにはあまり納得していません。もっともっとボールキャリーの回数を増やしていきたいですし、ディフェンスの面も修正すべき部分がたくさんありましたので、そのような点をしっかり準備していきたいです。