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2016.09.08
GAME

9月10日(土)18:05KO 東芝ブレイブルーパス戦の見どころ

■試合の見どころ

キヤノンイーグルスは第3節(9月10日)に東芝ブレイブルーパス(以下東芝)と日産スタジアムで対戦します。(18時05分キックオフ)

東芝は開幕から連勝してイーグルス戦に臨みます。初戦のクボタ戦は苦戦しましたが、前節のNECとの戦いでは自分たちのペースで試合を進め25-8で勝利しています。
チームスタイルは強力なFWがセットプレー、ブレイクダウンでプレッシャーをかけ、生きたボールをBKに供給します。BKは一人一人が優れたランナーでチャンスをとらえると一気にゲインしてきます。

イーグルスは前節のヤマハ戦で手応えを感じたセットスクラムでまずプレッシャーをかけたいところです。8人で組むスクラムはしっかりと組むことができれば十分に機能できるはずです。その上でタレント揃いの東芝FWに対して運動量で上回れなければ勝機は得られません。杉永、嶋田、トムソンのバックロー陣が相手より早くポイントに駆けつけ、ボールの争奪戦を有利に進めなくてはいけません。両チームにいるオール・ブラックス(ニュージーランド代表)選手の対決にも目が離せません。宇佐美、アニセを中心としたラインアウトも安定感を増してきました。セットプレーでマイボールを確実に確保することが次の攻撃のためにも必要なことです。

ディフェンスでは、面を崩さないでプレッシャーをかけていくことが求められます。ディフェンスラインが破綻すると一気にボールを運ばれてしまいます。CTBのベネットと三友が要所を締めてくれるはずです。
BKラインは相手の攻撃に対して受けに回らず、前に出てのタックルを継続することができるのかも大きなポイントになります。さしこまれた状態でオフロードパスを通されると裏を取られ、ピンチになります。相手の出足を止め、ボールをコントロールさせないディフェンスが求められます。
今シーズン絶好調のハヴィリは攻守に光るプレーを見せてくれます。前節のトライに続く活躍を期待したいと思います。
スペースさえあれば切れとスピードを生かせるボンドのアタックも忘れてはいけません。イーグルス所属3シーズン目となり、チームメイトとのコミュニケーションはよく取れています。
ゲームコントロールを担うルースは冷静な判断で流れをつかんでくれるでしょう。効果的なキックを有効に活用できればチャンスはつかめます。

この試合のイーグルスの先発メンバーは初戦のコカ・コーラ戦と同じになります。もう一度原点に立ち返り、今できるプレーに専念して強みを発揮してもらいたいと思います。
イーグルスにとって大切な一戦、会場は2019年のラグビーワールドカップ日本大会の決勝戦が行われる「日産スタジアム(神奈川)」です。みなさんの熱い応援をよろしくお願いします。

■メンバー

NO 氏名 出身校 身長 体重 年齢
1 東恩納 寛太 帝京大学 178 116 23
2 庭井 祐輔 立命館大学 174 100 24
3 山路 泰生 神奈川大学 180 105 31
4 アニセ サムエラ★ Fiji National University 198 118 30
5 宇佐美 和彦 立命館大学 197 112 24
6 杉永 亮太 帝京大学 184 100 24
7 嶋田 直人 立命館大学 183 98 25
8 アダム・トムソン Christchurch Boys' High School 196 112 34
9 福居 武 大阪体育大学 177 82 26
10 ジャンクロード・ルース★ High school Waterkloof RSA 183 94 25
11 ハヴィリ リチャードアファ 花園大学 178 93 28
12 三友 良平 日本大学 177 92 29
13 ティム・ベネット Pennant Hill High School 183 92 26
14 マイケル・ボンド North Brisbane RC 179 96 28
15 森谷 直貴 法政大学 180 87 25
16 金子 大介 慶應義塾大学 175 98 28
17 菅原 崇聖 同志社大学 175 110 29
18 上田 聖 天理大学 181 115 27
19 菊谷 崇 大阪体育大学 187 104 36
20 コーリー・トーマス★ Guildford Grammar 194 105 21
21 髙城 良太 法政大学 170 75 26
22 野口 裕也★ 正智深谷高校 173 90 29
23 小野澤 宏時 中央大学 180 85 38

★は新加入選手
※メンバーは変更する場合があります。

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