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試合レポート

2020年12月28日 | 釜石シーウェイブスRFCとの練習試合レポート(12月26日 KO13:00)

冬晴れのラグビー日和のなか2020年最後の練習試合、釜石シーウェイブズ戦がキヤノンスポーツパークで行われた。怪我から復帰した選手や、これまでの試合で出場機会が限られていた選手が多く出場する、イーグルスにとってとても大切な、注目度の高い試合となった。

■前半

釜石ボールでのキックオフ早々、相手にボールを奪われ、攻め込まれ、ペナルティーを与えてしまうイーグルス。自陣ゴール前で釜石ボールのラインアウトとなるが、懸命なディフェンスで釜石のモールを止め、ペナルティーを獲得。ピンチを脱する。

その後のラインアウトでボールが乱れ、再び、釜石ボールとなるが、PR安昌豪がボールに絡みペナルティーを獲得しイーグルスボールのラインアウト。
前半13分、敵陣ラインアウトからモールを形成。釜石の懸命のディフェンスもあり、モールは崩れるも、最後はFLジェシー・パレテが持ち込みトライ。(7-0 ゴール成功)

前半17分、釜石がペナルティーを獲得し、ラインアウトからモールを押し込みトライ。 (7-7 ゴール成功)

前半23分、リスタートから攻めるイーグルスだが、キックが相手の体に当たり釜石ボールとなり一気に攻めこまれる。相手のミスもあり一度はボールを奪い返すも、再度奪い返され、最後は釜石FWに押し込まれトライ。リードを許す。(7-12 ゴール失敗)

前半29分、自陣でペナルティーを得ても蹴らずに、果敢にBKに展開し攻めるイーグルス。

SO小倉順平がディフェンスの裏に絶妙なグラバーキック。相手選手が拾い上げるも、イーグルスがラックにプレッシャーをかけ、ターンオーバーに成功。サポートに入ったPR安昌豪がボールを奪い、約20mを走り切りトライ。(14-12 ゴール成功)

リスタートからもアタックを継続するイーグルス。たまらず釜石がペナルティーを犯し、敵陣ゴール前ラインアウトを獲得。ここでは釜石の激しいディフェンスもありトライを取り切れない。釜石がタッチへボールを蹴りだし、再び、ラインアウトを獲得。イーグルスが連続攻撃をしかけるなかで釜石がペナルティーを犯し、SH天野寿紀が速攻を仕掛ける。最後はFB高木一成が抜け出しトライ。(19-12 ゴール失敗)

19-12で前半を折り返す。

■後半

後半早々、釜石に攻め込まれ、自陣でのプレーが続くイーグルス。しかし、必死のディフェンス、FWのスクラムでのペナルティー獲得などで相手に得点を許さない。

後半13分、FWとBKの一体となったアタックから敵陣まで攻め込み、後半から出場のWTBハヴィリ・リッチーの好走からチャンスメイク。こちらも途中出場で、FWとしては初出場になるNo.8ソセフォ・ファカタヴァが相手ディフェンスを切り裂き、トライ。(26-12 ゴール成功)

後半24分、ラックでターンオーバーされたイーグルスは、一気に展開されキックで自陣深くまで攻めこまれる。キック処理のミスも続き、自陣で釜石ボールのスクラム。このスクラムから釜石FWに押し込まれトライを許す。(26-19 ゴール成功)

なかなかペースを掴むことができないなか、自陣からも展開するスタイルでテンポを出そうとするイーグルス。

SH松山光秀のスペースへの好キックで一気に敵陣22mまで攻め込む。一旦は相手ボールになったがラックでカウンターを仕掛けターンオーバー。
後半31分、敵陣22m内で攻め続けたイーグルス。最後はSH松山光秀がトライ。(33-19 ゴール成功)

後半40分、敵陣ゴール前でのスクラムからCTB田畑凌の力強い縦への突破から、FL杉永亮太がインゴールに飛び込みトライ。(40-19 ゴール成功)

40-19でノーサイド。

怪我から復帰した選手たちを含め、これまでの練習試合で出場機会が限られていた選手たちが、実戦経験を積むことが出来た、開幕間近のシーズンに向けてとても意味のある試合であった。細かいミスなど修正しなければいけない課題もあったが、数多くの選手が出場し、かつ、しっかり試合に勝つことができたのは、チームにとっても大きな意味を持つ結果と言えるだろう。2020年最後の試合を勝利で締めくくり、チームとしても勝ち癖がついてきたイーグルス。飛躍の2021年を迎える準備は整いつつあると信じている。


エフィトゥシ・マアフ 選手
選手 キヤノンイーグルスで初先発できたことは名誉なことです。会社、そしてファンの皆様が誇りに思ってもらえるようにプレーしたいと思っていました。試合は前半、非常にテンポが速く、フィジカルな内容でしたが、トップリーグのチームで初めて先発で出場できて、良かったです。


エドワード・カーク 選手
選手 怪我で長期の離脱の後、やっとフィールドに立てたのは素晴らしい事でした。私自身はとてもナーバスになっていましたが、コーチと選手達がこの復帰をサポートしてくれました。前半40分は非常にタフな試合内容でしたが、勝てて良かったです。


吉田光治郎 選手
選手 怪我から復帰の選手や、若手の選手が多かったので、ゲームキャプテンとして、いい精神状態で彼等をプレーさせる事を心がけて1週間コミュニケーションをとってきました。イーグルスのやりたいラグビーが出せた部分も多かったと思います。ですがミスも多かったので、そこは課題だと思います。


小倉 順平 選手
選手 ゲームメイクに関しては、エリア次第でもう少しキックを多く使ってもよかったかなと思います。個人的に体力のコントロールが課題だと感じました。小さなミスが多かったと感じましたが、勝って反省できることは良いことなので、修正していきたいです。試合の入りとイージーなペナルティーは修正しなければならないです。


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