MATCH試合
2018.11.24 sat 11月24日(土)
イーグルス
TIME
(県営熊谷ラグビー場)
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2018.11.24 (土) 14:00 |
---|---|
試合会場 | 熊谷スポーツ文化公園 (県営熊谷ラグビー場) |
所在地 | 埼玉 |
試合記録
横浜E |
パナソニック |
|||
---|---|---|---|---|
36 | 14 | 前半 | 24 | 41 |
22 | 後半 | 17 |
前半 | 後半 |
---|---|
2 | 3 |
2 | 2 |
0 | 0 |
0 | 1 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
5 | T | 6 |
4 | G | 4 |
0 | PT | 0 |
1 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
3 | 3 |
3 | 1 |
0 | 0 |
1 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
東恩納寛太 | 1 | PR | 1 | トム・モロニー |
清水新也 | 2 | HO | 2 | 下釜優次 |
城彰 | 3 | PR | 3 | 平野翔平 |
湯澤奨平 | 4 | LO | 4 | サム・ワイクス |
ジャン・デ・クラーク | 5 | LO | 5 | 長谷川崚太 |
エドワード・カーク | 6 | FL | 6 | ベン・ガンター |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 大西樹 |
フィリップ・ヴァン・ダー・ウォルト | 8 | NO.8 | 8 | ジャック・コーネルセン |
天野寿紀 | 9 | SH | 9 | 高城佑太 |
フレッド・ゼイリンガ | 10 | SO | 10 | 笹倉康誉 |
三島藍伴 | 11 | WTB | 11 | 梶伊織 |
ハヴィリリッチー | 12 | CTB | 12 | 戸室達貴 |
ティム・ベネット | 13 | CTB | 13 | 権裕人 |
藤本健友 | 14 | WTB | 14 | 百武優雅 |
マイケル・ボンド | 15 | FB | 15 | 森谷圭介 |
設樂哲也 | 16 | R | 16 | マヘ・ヴァイラヌ |
五十嵐優 | 17 | R | 17 | 田村エムセン |
上田聖 | 18 | R | 18 | トロイ・ハレット |
リニーア・ベルナルド | 19 | R | 19 | 三上匠 |
フィナウ・トゥパ | 20 | R | 20 | 福井翔大 |
荒井康植 | 21 | R | 21 | 小山大輝 |
橋野皓介 | 22 | R | 22 | ローソン・クレイトン |
野口裕也 | 23 | R | 23 | 藤田慶和 |
カップ戦最終節 パナソニックに敗れプール2位で終える
11月から始まった「ジャパンラグビートップリーグカップ」(以下、カップ戦)において、連勝を飾り、勝ち点8でプールBの首位に立っていたイーグルス。11月24日(土)に行われたプール戦の最終節は同プール2位につけていたパナソニックと埼玉県 熊谷スポーツ文化公園で対戦した。
点の取り合いとなったこの試合は、前半途中からイーグルスが得点を重ねたものの、最後は再逆転を許し、36-41で敗戦となった。この結果、2勝1敗勝ち点9となり、カップ戦プールBの2位が確定し、1月に行われるカップ戦総合順位決定トーナメントでは他グループ2位のチームと最終順位を争うことが決まった。
前半
インターセプトからリードを許す
キックオフ直後のプレーで、復帰したFL嶋田直人共同キャプテンがターンオーバーを見せるなど、攻守が目まぐるしく変わる展開となったこの試合。前半3分に、イーグルスが攻撃を仕掛けて放ったパスを相手にインターセプトされ、先制トライを決められてしまう。続く7分にはPG、9分にはトライを奪われ、0-17とリードを許す苦しい試合展開となった。
CTBハヴィリリッチーのトライなどで巻き返しを図る
対するイーグルスは、前半15分にハヴィリがラインアウトから相手を弾き飛ばして40m独走トライ。SOフレッド・ゼイリンガのゴールも成功し、7-17と反撃の狼煙を上げる。25分には、ラインアウトから攻撃を仕掛け、パスを受けたゼイリンガが相手を抜き去り、力強くトライを奪う。自らのゴールも決め14-17と点差をさらに詰める。35分にパナソニックにトライを奪われたものの、14-24の10点差で前半を終了した。
後半
鋭いカウンターアタックから追い上げのトライを決める
後半8分、パナソニックにトライを許したが、直後のキックオフからカウンターアタックで途中出場のFB橋野皓介が大きく前進。鮮やかな連携からSH天野寿紀のラストパスを受けたWTB藤本健友がトライを返す。ゼイリンガのゴールも成功し、8点差に迫る。15分には、ゼイリンガが落ち着いてPGを決めて24-29とすると、勝負の決着は試合終盤までもつれることとなった。
一時はリードを奪うも、最後は再逆転を許し36-41で敗れる
後半19分、試合を通して安定感が光ったラインアウトからモールを押し込みFLフィナウ・トゥパが逆転トライを決める。ゼイリンガのゴールも決まり、リードを広げたイーグルスだったが、25分と27分にトライを奪われ31-41と再逆転を許してしまう。それでも諦めないイーグルスは、31分にHO設樂哲也がラインアウトモールからトライを挙げて追い上げを見せる。その後もラストワンプレーを告げるフォーンが鳴るなか、相手ボールスクラムを押し込んでボールを奪うなど、最後まで逆転を狙ったが、残念ながら36-41で試合終了を迎えた。
1月の総合順位決定トーナメントでは2位グループで戦うことに
カップ戦3試合を2勝1敗、勝ち点9としてプールBを2位で終えたイーグルス。1月に行われるカップ戦総合順位決定トーナメントでは、他グループ2位のチームと最終順位を争う。初戦は1月13日(日)、グループD2位の東芝と秩父宮ラグビー場で対戦する。
カップ戦で見せた粘り強いディフェンスと安定したセットプレーをさらに磨き、まずは、12月に行われるトップリーグの総合順位決定トーナメントでいい結果を残し、1月の順位決定戦に臨みたい。
監督・選手インタビュー
●アリスター・クッツェー ヘッドコーチ
試合に負けてしまい非常に残念です。パナソニックというタフな相手に向けて準備をしてきましたが、試合の序盤の内容が悪く、早い段階で17点も献上してしまいました。ボールをキープし続けることができず、際どいパスを相手にインターセプトされてしまったので、こうした点は修正しなければなりません。一方で、試合途中で立て直し、後半は一時リードを奪うなどいろいろな成長点がありましたし、選手たちの頑張りを誇りに思います。我々自身が試合のペースを握れるよう修正したいですし、この試合から学んだことを、しっかりと次に結びつけていきたいと思います。
●嶋田直人共同キャプテン
勝てるチャンスはあったので、とても悔しいです。ゴール前まで進めた時に、自分たちのミスや反則でスコアにつなげることができませんでした。ただ、モールからトライを取ることができましたし、準備してきたラインアウトが機能していたと思います。試合の入りで失点してしまったので、次の試合ではチームを落ち着かせて集中力を高め、全員が同じ方向を向いて戦えるように、一週間いい準備をしたいと思います。トライを取りきる力は持っているので、泥臭くともハードワークして勝利したいと思います。
●80分間攻守でチームに貢献したNO8 フィリップ・ヴァンダーウォルト
前半最初の20分間で相手にプレッシャーをかけることができていたので、勝つことができず残念でした。早い段階でトライを許してしまいましたが、試合終盤の苦しい場面でトライを取り、最後のスクラムでターンオーバーできたことなどポジティブな点もたくさんありました。モールトライなどFWのコンビネーションが強みになってきていると思うので、次に繋げていきたいです。次は大事な試合になりますが、チームとして相手にプレッシャーをかけ続けて得点を重ねていきたいです。ファンの方にも応援に来ていただければ嬉しく思います。
●待望の復帰戦となったCTBティム・ベネット
みんなが分かっている事ですが、勝てる試合だったと思います。前半の3トライはこちらがアタックしている状態から奪われてしまい、相手にあげてしまったようなトライでした。ただ、後半に一時リードを奪うことができましたし、ファイティングスピリットを見せることはできたと思います。あとは、リードした状態で試合終盤に入った時に、勝利に結びつける能力をつけなければなりません。最初の20分はペースが速く、自分のフィットネスが足りないと感じましたが、小さい頃からやって来たラグビーを、仲の良いチームメートとできて本当によかったです。来週もまたメンバーに選ばれてプレーできたらとても嬉しいです。
●後半から出場し、強いスクラムを見せたPR上田聖
アタックはモールが効果的でしたし、ブレイクダウンのサポートも前回の対戦と比べて素早くできたので、よかったと思います。ただ、ディフェンスでは、相手の速い展開に対してついていくことができなかったです。一対一で受けに回ってしまったので、組織で守ることや早くポジショニングすることなどを意識して改善したいです。チームとしてスイッチが入った時はみんなタックルが良かったので、それを試合の最初から出していきたいです。(ラストプレーでの相手ボールスクラムの場面では)フォーンが鳴っていたので、ターンオーバーを狙っていました。相手もボールをキープしようと受け身だったので、自分たちはまとまって前に出ればいけると思っていました。それが形となってターンオーバーとなっただけに、トライにつなげられなかったことが、非常に悔しいです。この悔しさを次節につなげます。