MATCH試合
2023.03.25 sat 第13節
イーグルス
TIME
ハイライト
試合概要
キックオフ日時 | 2023.03.25 (土) 14:00 |
---|---|
試合会場 | レゾナックドーム大分 |
所在地 | 大分県 |
天候 | 晴れ/無風 |
ピッチ状態 | 良い |
入場者数 | 3,179人 |
試合記録
横浜E |
花園L |
|||
---|---|---|---|---|
64 | 40 | 前半 | 5 | 12 |
24 | 後半 | 7 |
前半 | 後半 |
---|---|
6 | 4 |
5 | 2 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
計 | 計 | |
---|---|---|
10 | T | 2 |
7 | G | 1 |
0 | PT | 0 |
0 | PG | 0 |
0 | DG | 0 |
前半 | 後半 |
---|---|
1 | 1 |
0 | 1 |
0 | 0 |
0 | 0 |
0 | 0 |
メンバー
選手名 | No. | POS. | No. | 選手名 |
---|---|---|---|---|
安昌豪 | 1 | PR | 1 | 田中健太 |
川村慎 | 2 | HO | 2 | 樫本敦 |
津嘉山廉人 | 3 | PR | 3 | 三竹康太 |
コリー・ヒル | 4 | LO | 4 | 松岡勇 |
リアキマタギ・モリ | 5 | LO | 5 | ベン・トゥーリス |
コーバス・ファンダイク | 6 | FL | 6 | 菅原貴人 |
嶋田直人 | 7 | FL | 7 | 上山黎哉 |
シオネ・ハラシリ | 8 | NO.8 | 8 | 野中翔平 |
山菅一史 | 9 | SH | 9 | 中村友哉 |
田村優 | 10 | SO | 10 | ジャクソン・ガーデンバショップ |
竹澤正祥 | 11 | WTB | 11 | ヴィンセント・セフォ |
梶村祐介 | 12 | CTB | 12 | ステイリンパトリック |
ジェシー・クリエル | 13 | CTB | 13 | 岡村晃司 |
イノケ・ブルア | 14 | WTB | 14 | ジョシュア・ノーラ |
エスピー・マレー | 15 | FB | 15 | 竹田祐将 |
三好優作 | 16 | R | 16 | 福井翔 |
岡部崇人 | 17 | R | 17 | 井上優士 |
杉本達郎 | 18 | R | 18 | 岩上龍 |
ソセフォ・ファカタヴァ | 19 | R | 19 | 宮下大輝 |
ミッチェル・ブラウン | 20 | R | 20 | 梅村柊羽 |
ファフ・デクラーク | 21 | R | 21 | 人羅奎太郎 |
南橋直哉 | 22 | R | 22 | 金澤春樹 |
小倉順平 | 23 | R | 23 | 河村謙尚 |
イーグルス、今季の大分最終戦で花園近鉄ライナーズから10トライを挙げ64-12と圧倒!勝ち点5獲得で4位の座守る
横浜キヤノンイーグルスは前節クボタスピアーズ船橋・東京ベイに敗れたものの7勝3敗2分け、勝ち点38で4位に踏みとどまった。
3月25日(土)のリーグワン第13節、プレーオフ進出の権利が得られる4位以上でリーグ戦を終えるためにも残りの試合はひとつも落とせない状況が続く中、第4節で74-7と圧倒した12位の花園近鉄ライナーズと対戦。今シーズン3度目にして最後の開催となった大分県のレゾナックドーム大分を舞台に、3179人のファンの目の前で戦いの火蓋は切られた。
■前半
FLファンダイク&FBマレーが立て続けにトライ
前半、キックオフ早々からイーグルスのアタックが冴え渡る。まずは2分、敵陣でのマイボールスクラムを起点に攻め、パスを受けた今季初先発のPR安昌豪が大きく前進。そしてゴール前のラックからパスを受けたFLコーバス・ファンダイクがトライ。SO田村優のゴールも成功し、7-0と先制に成功する。
続く5分、今度は敵陣でのマイボールラインアウトからモールで前進し、SO田村のキックパスを左大外でキャッチしたWTB竹澤正祥からパスを受けたFBエスピー・マレーがトライ(14-0)。
WTBブルアの連続トライとNO.8ハラシリのトライなどで大量リード
8分と14分にはWTBイノケ・ブルアが持ち前の剛脚とこぼれ球への素早い反応を見せて連続トライを決め、28-0とする。さらに25分、敵陣5mラインでのラインアウトからモールで押し込み、最後はNo.8シオネ・ハラシリがトライ。35-0とリードを広げる。
29分には相手に初トライを許すが(35-5)、前半終了間際の40分には敵陣でのマイボールスクラムからのアタックでWTBブルアが大きく前進。追走していたFBマレーがそのパスを受けてトライを決め、40-5としたところでハーフタイムを迎える。
前半だけで6トライをマークし(花園近鉄ライナーズは1トライ)、3トライ以上差で得られるボーナスポイントの獲得を大きく手繰り寄せる前半となった。
■後半
WTBブルアがハットトリックを達成
後半、イーグルスは12分、相手に2トライ目を許し40-12とされるが、18分には敵陣でのマイボールラインアウトからフェーズを重ね、SO田村のロングパスを受けたWTBブルアがインゴール右隅へ飛び込みトライ。ハットトリックを達成し、スコアを45-12とする。
最後に3トライを加えイーグルスが圧勝
さらに試合終了間際、イーグルスはトライを畳みかける。35分には再びFLファンダイクが、39分には途中出場のSHファフ・デクラークが、そして40分にはCTBジェシー・クリエルがそれぞれトライを決めて、64-12で勝利を収めた。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチには先制トライを含む2トライに加え、ジャッカルを決めるなど勝利に貢献したFLファンダイクが選出された。
10トライをマークし、相手と3トライ差以上をつけてのボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得し、4位の座を守ったイーグルス。バイウィーク(休みの週)を挟み、4月9日(日)の第14節はNECグリーンロケッツ東葛と敵地・柏の葉公園総合運動場で対戦する。
■監督・選手インタビュー
■沢木敬介監督
前半は自分たちのラグビーができていたと思います。ただ、点差が離れた後の集中力(の維持)が今日は課題として出ました。いいところはたくさんありましたが改善できることもまだまだありますので、引き続きいい準備をして戦っていきたいと思います。大分のみなさんには温かく迎えていただき、今日の最後のトライは応援しに来てくださったファンの方々への選手たちからのメッセージだったと思います。普段なら試合を切って終わるところでしたが、今日は全員が感謝の気持ちを持って攻めて、トライで締めくくってくれました。ありがとうございました。
■CTB梶村祐介キャプテン
前半は自分たちが目指すべき質の高いラグビーが40分間できていましたが、後半はそれが少しできなくなってしまいました。自分たちでプレッシャーをかけてしまったのか、例えばスペースを見ることができなくなるなどの課題が出ました。イーグルスは自分たちをコントロールしきれない時間が長く続くことがあるので、この試合で得た教訓を次につなげたいと思います。ただ、今日はセカンダリーポストエリアである大分の今季最終戦で自分たちのラグビーをある程度はお見せできたと思いますし、また(来季)この大分の地に戻ってきたいと考えています。
■今シーズン初先発でキックオフから67分間奮闘したPR安昌豪
いつもと変わらずスクラムとワークレート(仕事量)でアピールできればと考えて試合に臨みました。(長いプレータイムは)こんなにしんどかったっけ、と思うぐらいキツかったのですが、久々に長い時間プレーできて楽しかったです。(今シーズン初先発を)特別意識し過ぎることなくいつも通りプレーすることを心掛けました。スクラムについては思うように組めなかった時間帯もありましたが、今後はうまくいかなかった時の修正力が必要です。それでも今日は80分間やり通そうというみんなの姿勢もトークもよかったので、今後につながる勝利になったと思います。
■第4節以来の先発出場を果たし67分間プレーしたHO川村慎
勝ち点5を獲りましたが、あくまで1試合1試合の積み重ねだと思っていますので、先のことはあまり見ていません。ただ、トップ4入りへいい方向に進んだと感じています。前節(同じHOの)庭井(祐輔)くんが負傷で退いたこともあり早い段階から先発の準備ができたのですが、僕が出ても(この日リザーブのHO三好)優作が出ても同じスタンダードでプレーできるように、ということは意識していました。次節の(古巣の)NECグリーンロケッツ東葛戦は特別な思いがありますが、やはり1つ1つの試合が特別なので、気負わずに試合に臨めればと考えています。
■ハットトリックを決めてボーナスポイント獲得に大きく貢献したWTBイノケ・ブルア
勝ち点5を獲るためにトライが必要でした。実際、こうしてトライが獲れてうれしいです。トップ4に入るためにも大事な試合でしたので、(序盤からトライを重ねて)いいスタートが切れたと思います。疲労が溜まりミスをすることもありましたが、与えられた役割を徹底して遂行しました。ボールを持った時にチャンスをものにするということは常に意識していました。自分自身にも常に高いハードルを設定していますし、ゲームプランと(自分のプレーを)連携できればどんな目標でも達成できると思っています。