■見どころ
イーグルスの2ndステージ第5節は町田市立野津田公園陸上競技場で東芝ブレイブルーパス(以下東芝)との対戦になります。
東芝はここまで3勝1敗勝ち点16でグループAの3位です。持ち味の強力FWはここにきてさらにパワーアップしてきており、前節のトヨタ戦でもFWのセットプレー*1で圧倒してペナルティトライを奪っています。このFWに加え、キック力と突破力を有するリチャード・カフィ選手、フランソワ・ステイン選手がゲームを引っ張ります。
イーグルスは過去、東芝との試合で接戦を演じていますが、この試合でもそれを再現できるかが見どころになります。
2ndステージでの対戦は各チームとも意地とプライドをかけての戦いです。イーグルスの強み・弱みは十分に研究されていると思わなくてはいけません。今回イーグルスはSOにマイケル・ボンドを入れて臨みます。
彼がこのポジションでスターティングメンバーに入ることによりどんな効果が出るのか楽しみなところです。
イーグルスは東芝のセットプレーを凌がなくてはいけません。特にスクラムではプレッシャーをかけてくることが予想されますので、8人が一体となって組みとめることが必要です。またゴール前ラインアウトではドライビングモール*2でトライを取りにくるでしょう。ジャンパーが競ってクリーンキャッチされないよう対応してもらいたい場面です。
イーグルスのアタックでは広くスペースを使うプレーに活路が見出せるでしょう。ボンドのリードにBKラインが応えてバックスリーに良いボールが供給されるとチャンスになります。2ndステージに入りアダム・トムソン、ティム・ベネットへのマークが厳しくなってきていますので、周りのプレーヤーがそれを読んだサポートをしなくてはいけません。粘り強いディフェンス・オフェンスを継続することにより、チャンスは巡ってきます。そのチャンスをものにできれば結果もついてくるものと思われます。イーグルスのホームグラウンド、キヤノンスポーツパークがある地元町田での決戦に期待しましょう。
*1セットプレー:ルールで定められた一定のポジショニングや位置から開始するプレーで、スクラムやラインアウトなどによって始まるプレーのこと。
*2ドライビングモール:おもにラインアウトから意図的にモール(密集)を形成して押すことにより前進を図ること。
■メンバー
NO | 氏名 | 出身校 | 身長 | 体重 | 年齢 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 菅原 崇聖 | 同志社大学 | 175 | 105 | 27 |
2 | 庭井 祐輔★ | 立命館大学 | 174 | 98 | 23 |
3 | 城 彰 | 明治大学 | 176 | 120 | 26 |
4 | 日高 駿 | 明治大学 | 190 | 100 | 24 |
5 | 宇佐美 和彦★ | 立命館大学 | 197 | 110 | 22 |
6 | Adam Thomson | Christchurch Boys' High School | 196 | 112 | 32 |
7 | 嶋田 直人★ | 立命館大学 | 181 | 98 | 23 |
8 | 菊谷 崇★ | 大阪体育大学 | 187 | 100 | 34 |
9 | 福居 武 | 大阪体育大学 | 177 | 78 | 24 |
10 | Michael Bond★ | Wavell State High School | 179 | 92 | 27 |
11 | 原田 季郎 | 早稲田大学 | 163 | 67 | 24 |
12 | 三友 良平 | 日本大学 | 177 | 90 | 28 |
13 | Tim Bennetts | Pennant Hill High School | 185 | 90 | 24 |
14 | 和田 拓(キャプテン) | 慶應義塾大学 | 175 | 83 | 26 |
15 | 森谷 直貴★ | 法政大学 | 180 | 86 | 23 |
16 | 金子 大介 | 慶應義塾大学 | 175 | 96 | 26 |
17 | 上田 聖 | 天理大学 | 181 | 105 | 25 |
18 | 山路 泰生 | 神奈川大学 | 180 | 112 | 29 |
19 | 湯澤 奨平 | 成城大学 | 187 | 105 | 26 |
20 | Karl Lowe★ | St. Johns School, Hastings | 181 | 104 | 30 |
21 | 髙城 良太 | 法政大学 | 170 | 73 | 25 |
22 | 藤近 紘二郎★ | 早稲田大学 | 180 | 85 | 22 |
23 | 菅谷 優 | 帝京大学 | 173 | 77 | 24 |
★は新加入選手