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2013.07.08
REPORT

6月24日(月)~29日(土)、菅平で合宿を行いました。

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6月24日(月)~29日(土)、菅平で合宿を行いました。

今シーズンのチームテーマ「One Team, One Target」(チームが一体となって1つの目標に向かう)をベースに、チーム内、そして相手チームに勝つための競争力と闘争心をさらに強化することを目指し、キヤノンイーグルスの選手は6日間の菅平合宿に臨みました。

今シーズン、選手たちは「チーム内の競争が激しい」と口を揃えて言っているのに対し、「まだみんな優しい。グランド、ウェイト場に入って靴を履いた瞬間に、もっとスウィッチを切り替えて欲しい。」と永友監督。この合宿で選手たちがどこまで監督の厳しい要求に応えられるか注目されました。

―6月26日、サントリーとの合同練習

トップリーグのチャンピオンチーム、サントリーサンゴリアス(以下サントリー)と、合同練習を行うことになりました。この時期にサントリーの胸を借りられるのは、さらに上を目指すキヤノンイーグルスにとって何にも代え難い絶好の機会。

最初の練習メニューは、両チームが2つに分かれグランド半分を縦に使ってのタッチフット。但し、①スローフォワードOK ②トライしたチームがそのままアタックを継続、という特別ルールに始めは選手たちも少々戸惑いながら、しかし両チームとも真剣な表情でコミュニケーション良く対応し、2ゲームを行ってキヤノンが僅差で勝利。ハイボールカップトロフィーを勝ち取りました。

その後フォワードとバックスに分かれての練習。バックスはラインを形成し、交代でアタック&ディフェンス。フォワードはスクラム、ラインアウトのセットプレーを行いました。

練習後、キヤノンイーグルスのバックス阪元選手は、「今までやってきたことを試してみましたが、いい手応えを感じました。去年はサントリーさんとの最初の練習試合で大きな力の差を感じましたが、今日はかなり近づいていることを実感できました。」

一方、フォワードの最前列でサントリーフォワードに立ち向かったプロップ菅原選手は、「かなり押されましたね。最後まで改善する間がありませんでした。でも、悪い部分がわかった気がしたので、非常に意味のある練習でした。」

―6月27日、チームビルディング

今回の合宿のメインイベントのひとつ、グループ対抗クロスカントリーリレーとウェイトを使ったランニング競技が行われました。

ロッカーグループとは、キヤノンスポーツパークのクラブハウス内にある各選手のロッカーの場所を元に構成された4グループ。それは選手の発案で今シーズン開始直後からラグビーのみならず清掃に至るまで多岐に渡って競争をしています。

今日のイベントの開催場所は菅平高原の中の広大な草原。1種目目は、4つのグループメンバーが各拠点に散らばり、リレー形式で昇り降り、階段など起伏の大きいコースを走るクロスカントリー競技。

走る前には各グループのリーダーを中心に念入りな作戦会議を行い、選手の得手不得手を確認し、所定のポジション決めが鍵になるようで、グループリーダーの山本、守屋、阪元、清水の各選手は策略をめぐらしていました。

最初の種目でかなり息が上がった選手たちは、さらに追い打ちをかけるように15kgから35kgまで悪魔のウェイトバッグを頂点までメンバーがそれぞれに持ち味を発揮して運び上げる競技も行われました。

鍛え抜かれたラグビー選手だからこそできる超ハードな競技でしたが、各グループが知恵と力を振り絞り、素晴らしいチームワークでやり抜きました。この日総合優勝となったのは、2位の山本(貢)リーダーの赤Tシャツグループにわずか1ポイント差で逃げ切った守屋選手がリーダーを務める青Tシャツグループでした。

普段は大人しい守屋選手ですが「滅茶苦茶きつかったですけど楽しかったですね。グループのみんなと事前にテーマごとに作戦を練って、役割分担も決めていました。作戦&チームワーク勝ちでしたね。実はこれまで僕たちのグループがダントツのビリだったので、『今日は絶対に勝とう!』とこれに掛ける意気込みは他のグループとはだいぶ違っていました。これで累積ポイントが2位になったと思います。グループの結束もグッと高まりました。」と、目を輝かせながら少し興奮気味に語ってくれました。

―チーム力という意味で非常にいい成果を感じる

永友監督は、「チーム内でグループごと、そしてポジションを個人が競い合う、そして今回はサントリーさんに胸を借りて他のチームと競うこと、そういう形で競い合う力を植え付けるのが合宿のテーマでしたが、チーム力という良い成果を感じることができました。一人一人が自律してきて人間的な成長を今シーズン、特にこの合宿で感じています。どうしたら相手に勝てるかをみんなで考えるということ、そして競い合うことですね。」「ロッカーグループは選手たちから自発的に出てきました。グループで競い合っていきたいという選手からの意見、これも成長の部分だと思います。こんなところからも勝つ文化が芽生えつつあると感じています。」と、普段は厳しい永友監督も、この日ばかりは選手たちの頑張りに賞賛の言葉を惜しまず、また明確な成果を感じた表情で語っていました。

次は7月22日から7月31日まで、3試合を含む北海道での合宿を予定しています。これからもキヤノンイーグルスの活躍にご期待ください。

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