1試合4トライ!気を吐く原田選手
「キヤノン、トーク!」とチーム全員のコミュニケーションを強く誘うオマールの声がかかる。
この日のイーグルスは気持がはいっていた。
先日のヤマハ戦ではフワリとした入り方で受け身になってしまったが、同じ轍は踏まない。
キックオフからしばらくするとスクラムで優位に立ち始める。
FWでプレッシャーがかけられようになるとBKは自由に動ける。
11分、スクラムをプッシュするとすぐにBKに展開、ブルース→スライマンケル→原田とパスをつなげてトライ。そしてゴールキックも決まり7:0。しかしNTTドコモ(以下ドコモ)もすぐに反撃に移る。
20分、ドコモ連続攻撃から前進し、ラックを形成するとそこから右オープンに展開、最後はWTBがトライ。ゴールキックも決まり7:7と同点。
29分、イーグルス自陣10m付近スクラムから左オープンに展開、森谷のタイミングの良いパスがスライマンケルに渡り、大きくゲイン、最後は原田にパスがつながりトライ。ゴールも決まり14:7
33分、ペナルティを得ると敵陣22m付近のラインアウトからモールを組み押し込む。福居→ロウでトライ。キックも成功し21:7
39分、自陣22m付近でペナルティを得てブルースがクイックスタート、フォローした嶋田がスピードを上げて入ってきた原田にパス。
原田はこの日三本目になるトライを決める。28:7
後半になるとドコモが攻め立てる。
4分、ラックから連続攻撃でトライ、28:14
6分、イーグルスが連続攻撃、ラックサイドを福居がつきそのまま独走でトライ、ゴールも決まり35:14
10分、ブルースのハイパントからパスがつながり嶋田がトライ、ゴール成功42:14
18分、27分ドコモに連続トライを奪われる。42:28
30分、イーグルスの反撃、ラインアウトからBKに展開し和田→ボンドでトライ。47:28
39分、ドコモのスクラムから出たボールをそのまま持ち込まれトライ。47:33
ノーサイドまでラストプレイ、原田にボールが渡ると一気に加速、相手を抜き去り駄目押しのトライを決める。54:33
アタックではイーグルスのラグビーが出来たが、ディフェンスにはまだ安心できない要素が感じられたゲームだった。