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2016.08.17
REPORT

NECグリーンロケッツ戦 試合経過と試合後のインタビュー

8月12日(金)キヤノンスポーツパークで行われたNECグリーンロケッツとの練習試合は39対3(前半13対3)でキヤノンイーグルスが勝ちました。
キヤノンのキックオフで試合開始。まず10分にルースのPGでキヤノンが先制。すぐさまNECもPGを決め、公式戦さながらの試合展開に。20分に中央でのスクラムから左に展開、今シーズンバイスキャプテンとなったベネットがトライ、ゴールも決まり10-3。終了間際にルースがPGを決め13-3で前半終了。
後半6分、相手陣でスクラムサイドを今日動きの良い嶋田が走り抜けトライ、ゴールも決まり20-3。その後拮抗した時間が続きましたが22分に野口からパスをもらったボンドがトライ25-3。33分にはトムソンが大きくゲインし、最後はゴール前のラックからボールを拾い上げ野口がトライ、野口がゴールも決め32-3。後半終了直前までキヤノンFWが相手ゴール前で攻め続け、重なる相手の反則からペナルティートライとなり、ゴールも決まり39-3となったところでノーサイドとなりました。

開幕までに残る練習試合はあと一つ。19日(金)キヤノンスポーツパークでNTTコミュニケーションズシャイニングアークスと対戦します(キックオフ17時)。

試合後のコメント

アダム・トムソン選手

日本は暑いです。オーストラリアは一桁の気温でしたから。でも今日は比較的過ごしやすい気候だからボーイズ(チームメイト)にとっても良かったと思います。まだこちらに戻って日が短い中で今日の試合に出場し、それなりの動きができたのは良かったです。コンディションを整えて開幕戦に臨みます。今シーズンも頑張ります。


マイケル・ボンド選手

今日の前半はちょっとスリッピーでボールハンドリングが難しかったが、後半は慣れてきてプレーが良くなりました。SOルースのバックスへの指示はわかりやすく、ティム(ベネット)、リッチー(ハヴィリ)らバックス間の連携も良かったと思います。今シーズンは外国人枠が一つ増えたのでこのチャンスを活かしたいです。全試合出場したいです。


コーリー・トーマス選手

今日はハードに動けたと思います。きついタックルを受けたけど、逆に良いタックルもしたと思います。ラインアウトでも手の長さを活かして良い仕事ができました。フランカーをやるなら今の体重でも良いかもしれないけどロックをやるならもう少し体重を増やした方が良いかな(笑)。


宇佐美和彦選手

(ラインアウトが良かったことについて)今日はラインアウトに入る選手たちが早くポジション取りをしてくれたので、相手のディフェンスが対応しにくいスペースを見つけやすく、そこにボールをきっとりと投げてくれたのでうまくいったと思います。これからもどんどん良くなっていくように取り組んでいきたいと思います。


嶋田直人選手

開幕に向け春からずっと練習し調整してきていますが、今のところ順調に来ていると思います。夏の暑さの中でも動けていると思います。スクラム、ラインアウト、モール、それぞれ取り組んできていることが実を結んできていると思いますし、ディフェンス力が上がってきていることが心強いです。自分もチームも良い流れを維持し、約2週間後に迫った開幕に臨みたいと思います。


永友監督

今日の試合の結果に関しては、相手を3点に抑えこちらが39点取りましたので、選手たちの頑張りを感じました。今はまだ勝ち負けというよりはやはり内容が大事だと思います。ラインアウトの改善は良い兆しだと思いますし、相手をノートライに抑えたディフェンスは良かったのではないかと思います。一方ハンドリグミスやボールコントロールのミスで、もっとトライがとれるチャンスを逃していました。少しずつ目標にしている状態に近づいていることは事実ですので、残りの時間を有効に使って開幕に臨みたいと思います。

■試合の写真

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