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2018.10.01
REPORT

クボタスピアーズとの練習試合レポート(9月28日 KO13:00)

イーグルスが36-7で勝利

キヤノンイーグルスは9月28日(金)キヤノンスポーツパークにてクボタスピアーズとの練習試合を行いました。平日の日中にも関わらず、多くのファンが詰めかけました。

試合開始直後はイーグルス陣内での攻防が続きましたが、粘り強いディフェンスで相手攻撃を止めると、徐々に攻撃でもイーグルスがペースをつかみました。上原のペナルティゴールをきっかけに、2トライを獲得し、17-0でハーフタイムを迎えました。後半も連続攻撃から3トライを重ね、クボタに1トライ返されたものの、リードを保ったまま36-7でノーサイドとなりました。

得点経過は以下の通りです。

【前半12分】 連続攻撃からダグ選手がラインブレイクし、クボタがペナルティ。上原選手がペナルティゴールを決め、3-0。
【前半17分】 イーグルスボールのラインアウトから連続攻撃。ダグのパスを受けた原田選手がトライ。上原のゴール成功で、10-0。
【前半32分】 ゴール前でラックのこぼれ球を拾いターンオーバー。パスを受けた湯澤選手がトライ。上原のゴール成功で17-0。

【後半10分】 イーグルスが連続攻撃をしかけ、原田がラインブレイク。原田のキックをキャッチした上原がトライ。上原のゴール成功で24-0。
【後半14分】 クボタボールのラインアウトからクボタが連続攻撃。パスを受けた選手にラインブレイクを許しトライ。ゴールも成功し、24-7。
【後半21分】 上原のハイパントをキャッチした相手選手にプレッシャーをかけターンオーバー。荒井選手のロングパスを受けた永富選手がトライ。上原のゴールが決まり、31-7。
【後半25分】 クボタボールのラックをイーグルスが乗り越えターンオーバー。こぼれ球を拾ったハヴィリ選手が独走してトライ。上原のゴールは不成功となり7-36。

ヘッドコーチ、選手のコメント

●アリスター・クッツェーヘッドコーチ

良い結果に満足しています。これまで出場機会の少なかった選手たちがプライドを見せてくれて、今まで試合に出場していたメンバーにプレッシャーを与えるゲーム内容だったと思います。次の試合に向けてのセレクションに厚みを持たせるゲームとなりました。相手を1トライに抑えた事も良かったですし、勝利した事によって、チーム内に良い空気を再びもたらしてくれたと思っています。

●植松宗之ゲームキャプテン

ゲームキャプテンとして、今のチーム状況を何とか盛り上げることや、各選手が自分の役割を果たして活躍できるように、みんなのベクトルを合わせることを目標にしていました。
試合前に円陣を組んだ時には、コバケン(小林健太郎)が声を出したり、アップ中は山路さんが盛り上げてくれたり、試合中も、カーク、ダグ、哲(上原哲)が色々なことを発信してくれたことがとても良かったと思います。だからこそ、80分間みんながチームとして戦い続けることができたと思っています。この雰囲気を次節に生かしたいと考えています。

●イズラエル・ダグ選手

長い時間チームメートとプレーする事ができて、気分が良かったです。今後に向けて、さらに一歩ステップを踏めたと思います。
日本のラグビーでニュージーランドと違うのは低いタックル、でもそれ以外は大きく変わらないので、何とかアジャストできると思います。
キヤノンイーグルスのジャージを着て、チームとしてプレーできるのは、とても喜ばしいです。ですから、これからもトレーニングに励み、早くトップリーグでもプレーをしたいと考えています。

●上原哲選手

今回の試合は、これまで公式戦でプレーをする機会が少ない選手が中心となったチームで臨んだので、それぞれが悔しい思いを胸に抱いての試合となりました。その気持ちをチームとして全て出せたことが、結果につながったと思います。
個人的には上手くいかなかった点もあるので、次につなげるようにしっかりと練習を重ねます。

●荒井康植選手

アタックでチームのテンポをあげることを目標にして、今回の試合に臨みました。
試合の中でも、アタックのテンポを上手くコントロールして、チームに勢いをつけることができたのではないかと思っています。一方で、少ないチャンスをつぶしてしまった場面もありました。今後は全員でもっとコミュニケーションを密にとって、限られたチャンスをトライに結びつけられるようにしたいと思っています。

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