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2015.11.10
INTERVIEW

ウィリー・ルルー 来日インタビュー

11月8日(日)の夜に南アから来日したウィリー・ルルー選手にインタビューすることができましたので、お届けします。

●W杯での南ア代表としての活躍素晴らしかったですね。決勝トーナメントでは残念ながらニュージーランドに負けてしまい、アルゼンチンに勝ち3位という結果でした。W杯でのルルー選手自身のコンディションはどうだったのですか?

―私は2戦目から出場となったんですが、W杯に向けてものすごいトレーニングを積みましたので精神的にも肉体的にもベストの状態でした。その良い状態を今も保っていますよ。

●それと日本のファンとしてはどうしても聞きたいことなのですが、そしてもしかしたら面白くない質問かもしれませんが、W杯で日本に負けた時はどんな感じでしたか?

―私は日本戦には出場しなかったんですが、結果については驚いたというのが正直な気持ちです。ただあの試合は本当に日本のパフォーマンスがどの面でも素晴らしくとても良い試合をしたと思います。あの時の日本のプレーは世界最強といえるのではないかと思います。あの試合後に南アは立ち直りその後勝ち続けたことは南アにとっては良いことでした。

●それではキヤノンイーグルスへ入団したことについての話に移りますが、改めてキヤノンイーグルスに入団したことをどう感じていますか?

―エージェントからキヤノンでやってみないかという話をもらった時から、日本でのプレー、キヤノンでのプレーをとても楽しみにしていました。その気持ちは今も変わりません。私のプレースタイルは超攻撃型、いわゆるアタッキングラグビーなので、キヤノンのスタイルにマッチすると思っています。このプレースタイルをキヤノンというチームの中で存分に発揮したいと思っています。

●いよいよ今週末にはトップリーグが開幕です。本当に直前でのチームへの合流ですが、チームメイトとのすり合わせなどに不安はないですか?

―不安はありません。私の体調は非常に良いですし、先ほども言いましたがチームのプレースタイルに合っていると思いますので、試合に出ることで、試合の中で自分の動きもまわりの動きもわかってくるでしょうから、比較的短い時間でアジャストというかフィットできると思います。

●W杯に出場していた世界の強豪チームに所属するプレーヤーが大勢トップリーグでプレーすることになりますが、ルルー選手はそうした選手との親交はありますか?

―ええ、大勢のプレーヤーがトップリーグでプレーすることは知ってます。同じピッチで試合できるのを楽しみにしています。特に南ア代表であり、チーターズのチームメイトでもあるハンドレ・ポラード(SO/CTB NTTドコモ)とダミアン・デアリエンディ(WTB 近鉄)と対戦できるのは楽しみです。もちろん彼らと戦う時には最高のパフォーマンスで勝ちたいです。

●イーグルスではどんなプレーをしたいですか?

―スプリングボックスの時はものすごいプレッシャーの下でプレーしていましたし、ボックスのプレースタイル自体がキックを多用するもので、どちらかといえば私の得意とするプレーを発揮する機会は多くはなかったんですが、キヤノンのプレースタイル、そしてトップリーグ全体のプレースタイルがボールを持つ時間が長い、展開するラグビーなので、私の持ち味(変幻自在にボールを動かす)を発揮できると信じています。

●最後にキヤノンイーグルスのサポーター、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

―今日本ではラグビーの熱が高まっているのを知っています。日本代表の活躍がそれをもたらしてくれているのだと思います。野球のようにラグビーも日本で人気のあるスポーツになることを期待しています。そのためにも全力でプレーします。是非試合会場に来て、直接応援してください。会場に来てくださったみなさんが試合が終わった後にニッコリしてもらえるような試合を必ずします。試合会場でお会いしましょう。

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